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WEC:2019/20年のプロローグテストをカタロニアで実施へ。ルーキーテストはシーズン途中に設定

2018年11月15日 17:51  AUTOSPORT web

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2019/2020年は8時間レースとルーキーテストが行われることになるバーレーン・インターナショナル・サーキット
11月15日、WEC世界耐久選手権は2019/2020年シーズンの公式テスト“プロローグ”およびルーキーテストの日程を発表し、すでに公表されているシーズンスケジュールを補完している。

 2018年5月に開幕した“スーパーシーズン”に端を発す、年跨ぎシリーズの2シーズン目となる2019/20年シーズン。

 9月1日にシルバーストンで開幕し翌2020年のル・マン24時間レースで幕を閉じる同年のカレンダーは、今年8月に暫定版は発表されたのち、F1日本グランプリと日程が重複していた富士戦とそれに続く上海ラウンドのスケジュールが1週間前倒しされたものがアナウンスされていた。

 今回の発表ではそんな2019/20年のプレシーズンテスト“プロローグ”が2019年7月24~25日、スペインのカタロニア・サーキットで開催されることが明らかにされた。スペインでWECの公式イベントが行われるのはこれが初めてのこと。プロローグテストはこれまで、モンツァで開催された2017年を除いて、ポール・リカールがその舞台に選ばれている。

 また、WECはあわせて、若手ドライバーにスポーツカーをドライブする機会を与える“ルーキーテスト”の実施を発表。同テストはシーズン中盤、第4戦バーレーン8時間レースの翌日、12月15日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。

 このテストではシリーズが指名した“ルーキードライバー”に最低30周のドライビング機会が与えられる。2017年のテストでは今季、LMP1クラスに参戦しているマテボス・イサーキャンや、開幕戦スパ・フランコルシャンに出場したピエトロ・フィッティパルディらがLMPマシンに搭乗していた。

 なお、ルーキーテストは、WECの指名ドライバーを乗せるチーム以外も参加可能となっており、合計5時間の走行時間のなかでドライバーの評価を行うことが許されている。

■2019/2020年WEC世界耐久選手権 シーズンカレンダー
Rd.DateCircuitFormat02019年7月24~25日バルセロナ/スペインプロローグ12019年9月1日シルバーストン/イギリス4時間22019年10月6日富士スピードウェイ/日本6時間32019年11月10日上海国際サーキット/中国4時間42019年12月14日バーレーン/バーレーン8時間**2019年12月15日バーレーン/バーレーンルーキーテスト52020年2月1日インテルラゴス/ブラジル6時間62020年3月セブリング/アメリカ1000マイル(8時間)72020年5月3日スパ・フランコルシャン/ベルギー6時間82020年6月13~14日ル・マン/フランス24時間