2018年末でマクラーレンF1チームから離れるフェルナンド・アロンソが、2019年のマシンは大幅に向上すると、前向きな見通しを示した。
「来年マクラーレンのマシンは今年より大幅に競争力が向上するだろう」とアロンソは、シーズン最後から2戦目のブラジルGPの週末に語った。
「7月以降は2019年向けのパーツをテストしてきた。最近ではチームは楽観的になれる理由を見つけている。僕らは正しい方向に進んでいるんだ」
「問題が何だったのか分かっている。昨シーズンのシャシーは非常に優れていたが、今年はパフォーマンスが低下してしまった。でもそれがなぜかは分かっている」
「来年、チームの調子が上がると僕は確信している」
2019年、アロンソ自身はFIA WEC世界耐久選手権2018/19年シーズンで引き続き戦い、6月にはル・マン24時間に再度参戦することになる。またインディ500に出場することも決まっている。
アロンソはモナコGPとル・マンをすでに制しており、インディ500で勝てば、これまでグラハム・ヒルしか達成していない、モータースポーツのトリプルクラウンの偉業を成し遂げることになる。
2019年、マクラーレンでのアロンソのシートはカルロス・サインツJr.が受け継ぐ。アロンソのチームメイトであるストフェル・バンドーンも今シーズン末にチームを去り、代わって現在チームのテスト兼開発ドライバーを務めるランド・ノリスがレギュラーに昇格する。