国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は11月14日、2019年から新設される電動バイクレース『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)のレギュレーションを発表した。
MotoEは、MotoGPのプロモーターであるドルナスポーツが2019年から新たにスタートさせる、電動バイクによるチャンピオンシップ。マシンはEnergica Motor Company(エネルジカ)の電動レーサー『Energica Ego Corsa』(エゴ・コルセ)のワンメイク、タイヤサプライヤーはミシュランが務める。
■FIM Enel MotoE World Cup レギュレーション マシン『Energica Ego Corsa』 MotoEで使用される電動バイクは、エネルジカのエゴ・コルセ。市販車の電動バイク、『Ego』(エゴ)をベースにチューンアップされており、これまでに公開されている情報によれば、車両重量は260kg。また、車体の大きさは内燃機関のバイクに置き換えると1000cc程度、性能で言えば750ccに相当する。そのエゴ・コルセについて、バッテリー容量などが公開された。
■2019年FIM Enel MotoE World Cup 開催カレンダー(2018年11月14日時点) MotoGPのヨーロッパラウンドと併催の形で5戦が行われる。レースウイークのスケジュールは既報のとおり、金曜日にフリー走行1回目、2回目、土曜日に予選が行われる。決勝レースは日曜日のMoto3決勝前に設定されており、MotoEが日曜日に開催される最初のレースとなる。