串カツ田中ホールディングスは11月21日より、「ノンスモーキングチャレンジ」サービスを新たに実施する。
このサービスは、店員にたばこを見せると、ドリンク1杯が倍量にサイズアップされるもの。同社では、「喫煙を我慢してでも来ていただいている串カツ田中ファンの方に感謝の気持ちを込めて」実施するとしている。
「喫煙者も非喫煙者も、愛煙家も嫌煙家も笑顔になれる社会に貢献していく」
串カツ田中は2018年6月から、国内192店舗のうち176店舗を全席禁煙にした。残る13店舗では、2階のみ喫煙可にしたり、喫煙専用室を設置したりすることで分煙を徹底。喫煙ができるのは、いずれも立ち飲みの新橋店(港区)と新宿京王フレンテ店(新宿区)、要町店(豊島区)のみとなった(注:店舗数はいずれも6月1日時点)。
実施初月の6月は客数が2.2%増加したものの、女性や未成年者の来店が増えたことから、売上は97.1%に落ち込んでいた。しかし、その後は順調に回復し、「10月までの売上、客数ともに非常に好調」だという。
今回のサービスは、立ち呑み3店と、小伝馬町研修センター店など4店を除く全国の店舗で実施する。分煙店舗の喫煙フロアはサービス対象外だ。同社はリリースで、
「串カツ田中は『串カツで一人でも多くの笑顔を生みたい』という想いで活動しています。喫煙者も非喫煙者も、愛煙家も嫌煙家も笑顔になれる社会に貢献してまいります」
とコメントしている。