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"渋谷一高い"施設「渋谷スクランブルスクエア」東棟の概要発表

2018年11月15日 13:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

外観イメージ Image by: 渋谷スクランブルスクエアPR事務局
渋谷駅直結・直上の新ランドマーク「渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE)」第I期となる東棟の施設概要が発表された。地上約230メートルという渋谷では最も高さのある構造を活かし、展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」が設けられるほか、営業面積3万2,000平方メートルの都市型商業施設を展開。開業時期は2019年秋を予定している。

 渋谷スクランブルスクエアでは、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社が共同出資し、日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所がデザインアーキテクトとして参画。渋谷エリアでは最も高い地上47階建ての施設となり、「混じり合い、生み出され、世界へ」をコンセプトに新たな文化の創出を目指す。
 屋上などに展開される渋谷スカイは日本最大級の屋上空間を有し、スクランブル交差点や富士山、東京スカイツリーなどを一望できる360°パノラマビューを実現。デジタルテクノロジーを演出に用いて来場者の感覚を刺激する体験型展望空間や、雨天でも楽しめる屋内展望施設を備える。
 15階には産業交流施設「渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)」が入居。200人規模が収容可能なイベントスペースを構え、「問い」を起点とした独自プログラムや、 東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京都市大学などとの連携により新しい価値の創造やクリエイティブ人材の育成を目指す。
 地下2階から14階にオープンする都市型商業施設は「ASOVIVA(アソビバ)」をコンセプトに掲げ、最旬トレンドを発信。渋谷に愛着や接点がある人々をターゲットにフードやファッション、ライフスタイル雑貨、カフェ・レストランといったカテゴリーを揃えるほか、ポップアップスペースを複数設置する。
 17階から45階はオフィスフロアを展開。賃貸面積は渋谷最大級の広さとなる約7万3,000平方メートルで、日本の成長を牽引する企業が集結するという。同施設の開業に伴い、渋谷駅や歩行者デッキなどの各階はエレベーターやエスカレーターで結び、 地下やデッキから地上に人々を誘導することで街の回遊性を高める。なお、第II期の中央棟と西棟は2027年度に整備される予定。
■渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)開業時期:2019年秋住所:東京都渋谷区渋谷2-23 外延床面積:約181,000平方メートル(参考 全体完成時 約276,000平方メートル)階数:地上47階 地下7階高さ:約230mデザインアーキテクト:日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所