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15周年のラブレスから「ファクトタム」コラボのカプセルコレクション登場

2018年11月15日 09:42  Fashionsnap.com

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エルエフをデザインした有働幸司(左) Image by: FASHIONSNAP.COM
三陽商会が展開するセレクトショップ「ラブレス(LOVELESS)」が設立15周年を記念して、有働幸司が手掛ける「ファクトタム(FACTOTUM)」とコラボレーションしたカプセルコレクション「エルエフ(エルエフ)⑮」を制作した。2019年春夏シーズンの商品として、3月に全国のラブレスおよび「ギルドプライム(GUILD PRIME)」各店舗と直営オンラインストアの「サンヨー アイストア」で発売を予定している。

 ラブレスは2004年の青山店からスタート。今回のコラボレーションであるエルエフは新コンセプトの「プラスラブレス(+LOVELESS)」の一環として実現した。同じくブランド設立15周年を迎え、世界に活動の幅を広げているファクトタムにラブレスのバイヤーが着目し、有働にコラボの話を持ちかけたという。ブランド名はラブレスとファクトタムの頭文字に15周年を表す⑮を加えた。
 アイテムはメンズのみの展開で、ジャケットやトップス、ボトムスを計17型ラインナップ。着想源はロックバンド スタイル・カウンシル(The Style Council)のポール・ウェラー(Paul Weller)で、シンプルなカラーリングとベーシックなシルエットを採用しつつ、リングファスナーの使用や独特なポケットの配置などでエッジさも備えている。価格帯は税別約1万円~5万円。有働はコラボについて「三陽商会のものづくりの基盤である機能素材の使用は、自分のデザインにとって新しい試みだった。15周年で立ち止まらず挑戦し続ける姿勢に刺激を受けた良い機会だった。コートのイメージがあるので、機会があれば冬のアイテムも作れたら良いと思う」と話し、来季への意欲を示した。
 ラブレスは、2019年春夏シーズンから姉妹店「ギルドプライム(GUILD PRIME)」とあわせてMDの方針を一新する。既存の30代~40代の顧客層を拡大するため、トレンドを取り込み、情報発信性を高めていくという。2019年春夏シーズンにスタートする新ライン「プレゼント(present)」では、機能性や実用性、汎用性といった市場のトレンドを意識をしたラインナップを展開。アイテムには撥水加工が施され、持ち運びおよび洗濯に使用可能なネットバッグが付属する。そのほかアートディレクター足立豊樹によるテキスタイルグラフィックブランド「ノワート(nowartt)」をはじめ「チャンピオン(Champion)」や「フルーツ オブ ザ ムーン(FRUIT OF THE MOON)」とのコラボアイテムに加え、ウィメンズでは「イスコ(ISKO)」とのコラボデニムを用意する。
■サンヨー アイストア:公式サイト