Netflixのオリジナル映画『バード・ボックス』が12月21日から全世界で配信。場面写真と予告編が公開された。
同作の舞台は、「謎の力」に突き動かされた者たちの自殺が相次ぎ、人口が激変してから5年が経過した世界。子供を身ごもったマロリーが、世界の終焉と人類滅亡の危機に直面しながらも、「それ」を見ないよう「目隠し」をした状態で逃避行する姿を描いたスリラー映画だ。
主人公のマロリー役にサンドラ・ブロックがキャスティング。共演者にトレバンテ・ローズ、ジョン・マルコヴィッチ、サラ・ポールソンらが名を連ねる。監督は『未来を生きる君たちへ』で『第83回アカデミー賞』外国語映画賞を受賞したスサンネ・ビア。脚本は『メッセージ』や実写版『君の名は。』に参加しているエリック・ハイセラーが手掛けている。
公開された場面写真には、目隠しをしたマロリーが子供たちと連れだって歩く姿や、車の助手席に乗ったマロリーの様子などが写し出されている。また予告編では、森の中で謎の声が「目を開けて――目を開けるんだ」と響く場面や、病院で女性が窓に頭を打ち付ける様子、荒れ果てた世界の景色、「自分の心の奥底の“恐怖”が“形”となって見えているんだ」という言葉、目隠しをしたマロリーと子供たちが手探りでボートに乗って川を渡るシーン、マロリーが銃を構える姿などが確認できる。