ロバート・クビカ(ウイリアムズ) ロバート・クビカが2019年にウイリアムズのレースドライバーに昇格することがほぼ決定したとドイツメディアが伝えた。
2011年にラリーでの事故で重傷を負い、F1から離れたクビカだが、復帰を目指して努力を重ね、2018年にはウイリアムズF1チームのリザーブドライバーの座に就いた。
ウイリアムズは2019年のレギュラードライバーとしてジョージ・ラッセルと契約したが、そのチームメイトについては明らかにしていない。クビカは、ウイリアムズのレースドライバーに昇格できない場合の選択肢として、フェラーリとテストドライバー契約に向けて交渉を行っているとの報道もなされている。
しかし12日にAuto Motor und Sportが報じたところによると、ウイリアムズの関係者は、クビカが今週チームと来季レースドライバー契約を結ぶ確率は90パーセント以上だと語ったという。両者はほぼ合意しており、詳細、たとえば金曜プラクティスで何回サードドライバーにシートを譲るかといったことについて煮詰めるのみというところまで来ているという。
一方、ウイリアムズとの契約のみがF1生き残りのチャンスとなっているエステバン・オコンは、2019年はメルセデスのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載する3チーム、つまりメルセデスワークスチーム、フォース・インディア、ウイリアムズのリザーブドライバーを務める可能性がある。
「彼は我々、フォース・インディア、さらにウイリアムズのテストドライバーになるかもしれない。また、シミュレーターにも頻繁に乗ってもらう」とメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは語ったということだ。