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MotoGP:ドゥカティ、元王者ケーシー・ストーナーとのテストライダー兼アンバサダー契約終了を発表

2018年11月14日 01:41  AUTOSPORT web

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ドゥカティとのテストライダー兼アンバサダー契約を終了することになったケーシー・ストーナー
ドゥカティは11月13日、2016年からドゥカティのテストライダー兼アンバサダーとして契約した2度のMotoGP王者、ケーシー・ストーナーとの契約を終了することを発表した。

 2007年にドゥカティで、2011年にホンダでMotoGPクラスのチャンピオンを獲得したストーナー。2012年シーズンをもって27歳の若さでMotoGPライダーを引退した。

 引退後、ストーナーは2013年から3年間ホンダのテストライダーを務め、2016年からドゥカティのテストライダー兼アンバサダーに就任。契約期間は3年間で、MotoGPオフィシャルテストなどに登場し、テストではセッションのトップタイムを記録するなど速さを見せていた。

 ドゥカティとの契約を終了することになったストーナーは次のようにコメントしている。

「ドゥカティとの素晴らしい思い出と、レースとオートバイのために支えてくれたドゥカティファンの熱意に感謝したい。僕はこのことをいつも覚えている」

「3年間、僕はデスモセディチGPのパッケージ改善に取り組んだ。テストチーム、エンジニア、技術者とともに仕事をしたことは本当に楽しかった。その努力が、チームに最高の結果をもたらすことを願っている」

 ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカリは、「ケーシーは常にドゥカティスタの心の中にとどまっている」と次のように感謝のコメントを発表している。

「彼との3年間の重要なコラボレーションに感謝したい。彼の技術と提案はファクトリーライダーとミケーレ・ピロの仕事に対するフィードバックとデスモセディチGPを競争力のあるバイクにする助けとなった。また開発に関するアドバイスは貴重で有用なものだった」

「ドゥカティとそのファンはケーシーに感謝するとともに、彼と家族の幸せを願っている」