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サンドラ・ブロック、山火事で避難した動物をケアする団体に1100万円超を寄付

2018年11月13日 15:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

山火事から避難した動物のために大金を寄付したサンドラ
現地時間8日に米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」と「Hill Fire(ヒル・ファイアー)」が発生し、セレブが住む高級住宅地周辺も大きな被害に。ロサンゼルス郡だけでも17万人が避難する事態となり、消防隊員らが決死の消火活動にあたっている。そんな中、このたびの山火事の被害を受けて、女優サンドラ・ブロックが10万ドル(約1138万円)を寄付したことが明らかになった。

現地時間8日にロサンゼルス近郊で発生した山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」と「Hill Fire(ヒル・ファイアー)」は、強風の影響もあり瞬く間に南に進み、多くのセレブが暮らすマリブまで広がり、カーダシアン家が住むカラバサスなどの高級住宅地にも危険が迫った。これまでに俳優ジェラルド・バトラーやマイリー・サイラスとその恋人リアム・ヘムズーワースらの自宅が被害に遭ったことが分かっている。

今回の山火事では人だけでなく多くの動物たちも避難しており、女優サンドラ・ブロックは避難した動物のケアのためにと非営利団体が運営するアニマルシェルター「Humane Society of Ventura County」に10万ドルを寄付した。同団体は現地時間11日、フェイスブックに「本日、サンドラ・ブロックさんとご家族から10万ドルの寄付を頂いたことを非常に恐れ多く感じています。Hill FireとWoolsey Fireに巻き込まれた動物たちの救助や保護に尽力する我々の活動に彼女が注目し、彼女のチームがシェルターに連絡をしてくださって、サポートを示してくれたのです。サンドラ・ブロックさんとご家族は今回や過去の出来事においても、他の非営利団体に連絡をしてくださいました。しかし今回は、危険の最前線で動物たちを救出する人々のために貢献したいと思ってくださったのです」と報告した。

同団体は山火事から避難した馬、雄牛、ロバ、豚、鶏、アヒル、犬、猫などさまざまな動物が飼い主のもとに戻ることができるまで24時間体制でケアしており、サンドラの寄付はその活動の大きな手助けになる。

なおカリフォルニア州では、ロサンゼルス近郊の今回の火事以外にも北部で発生した山火事「Camp Fire(キャンプ・ファイアー)」の被害も深刻な状況だ。南部のロサンゼルス近郊で発生した火事の死者が2人に対し、北部の火事ではこれまでに29人が犠牲となっており、行方不明者は200人以上に上っている。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)