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キム・カーダシアン、授賞式スピーチで加州山火事の被害者支援を呼びかけ

2018年11月13日 11:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

スピーチで山火事被害者への支援を呼びかけたキム(画像は『People’s Choice 2018年11月11日付Instagram「Congratulations @kuwtk for winning The E! People’s Choice Award for #TheRealityShow of 2018!」』のスクリーンショット)
現地時間11日、カリフォルニア州サンタモニカで『第44回 E! People’s Choice Awards』が開催され、一般視聴者や観客の投票により人気テレビ番組や映画、音楽などが選ばれた。『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』がリアリティ番組部門で受賞を果たしたキム・カーダシアンは、壇上での受賞スピーチで山火事被害について言及、視聴者に向けて支援を切に訴えた。

『第44回 E! People’s Choice Awards』が開かれたのは、カリフォルニア州サンタモニカの「バーカー・ハンガー(Barker Hangar)」。現在猛威をふるっている山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」の現場からそう遠くない場所だ。

『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』がリアリティ番組部門で見事受賞を果たしたキム・カーダシアンは、姉妹や母と壇上に上がりスピーチを披露。しかしその内容のほぼ全ては、カリフォルニアで被害が拡大している山火事に関することであった。

「カラバサスやヒドゥン・ヒルズ、そして近隣のサウザンド・オークス、マリブの住民にとって、今週はとても辛い1週間でした。サウザンド・オークスで起きた銃撃事件、そして多くの人々が緊急避難を余儀なくされ、現在も燃え続けるこの大規模な山火事―これらにより私たちの心は引き裂かれてしまいました。」

そのように切なる胸のうちを明かしたキムは、

「悲惨な状況が続くなか、消化活動に尽力するみなさんの不屈の精神、そして自らの命を危険にさらし最前線で活動にあたるみなさんの勇敢な行動を目の当たりにし、感動しています。」

と消防隊員への賛辞の言葉を述べた。また、

「このような甚大な被害に一人で立ち向かうことはできません。私たちは力を合わせて、この試練を乗り切らなければなりません。」

「今こそアクションを起こしてください。自分のできることから行動してください。」

と視聴者に対し、物資や金銭の寄付などを呼びかけた。

キムは最後に「今回頂いたこの賞は、消防隊員、警察、そして救急隊員のみなさんに捧げます」と述べ、カリフォルニア全土の安全確保に尽力する人々へ向けた言葉でスピーチを締めくくった。

今回の授賞式では、キム以外にも多くのセレブ達がスピーチで山火事に言及、「ピープルズ・アイコン 2018」「コメディ・ムービースター 2018」に輝いたメリッサ・マッカーシーや、新たに設立された新部門「ファッション・アイコン」に選ばれたヴィクトリア・ベッカム、『The Spy Who Dumped Me(原題)』で「ベスト・コメディムービー 2018」」を受賞したミラ・クニスらも、壇上でのスピーチで人々への支援を呼びかけている。

画像は『People’s Choice 2018年11月11日付Instagram「Congratulations @kuwtk for winning The E! People’s Choice Award for #TheRealityShow of 2018!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)