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ガスリー、2019年のフェルスタッペンとは「敬意がある限り上手くやっていける」と自信

2018年11月13日 07:02  AUTOSPORT web

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2019年は同じレッドブルでチームメイト同士となるマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー
ピエール・ガスリーは、2019年シーズンにレッドブルに加入するにあたって、マックス・フェルスタッペンとは何も問題は起きないと期待しているが、多くの人々は彼らふたりのライバル関係は激しく爆発寸前のものになり得ると考えている。

 22歳のガスリーはトロロッソ・ホンダで目覚ましいF1ルーキーイヤーを過ごした後、シニアチームであるレッドブルに昇格するこが決定しているが、彼はチームメイトとなるフェルスタッペンのことをよく知っていると語っている。

「4戦すべてのスタート時にマックスは僕の後ろにいたが、2度芝生に押し出されたのを覚えているよ」とガスリーは2010年にふたりがカートで争ったときのことを振り返って言った。

「彼はその時も今のようにアグレッシブだった」

「僕たちの経歴は違うけれど、連絡は常に取りあっていた。ライバル心があったから、最初の頃はそれほど親しくはなかった」

「でもよりお互いのことが分かるようになると、関係はとても良いものになっていったんだ」とガスリーはブラジルの新聞Algemeen Dagbladに語った。

 しかしながら、ふたりが同じレッドブル内にいれば、遅かれ早かれチーム内で衝突が起きるのではないかと多くの人々が予測している。

「もちろんマックスには強烈な個性があるし、彼は優れたドライバーだ。それにチームから強力にサポートされている。僕がそうなるまでには少し時間がかかるだろう」

「でも結局のところそれが何を意味するというんだい?世界はピエール・ガスリーのことをよく知らない。でもその状況は来年には変わることは間違いないと思うよ」

「敬意がある限り、僕たちの友情が損なわれることはない。コース上とコース外での出来事を区別できるくらい、僕たちはふたりとも聡明だと思うよ」


 ふたりの若きドライバーは、世界チャンピオンになるという使命を背負っている。フェルスタッペンは将来のチームメイトよりも経験があるため、2019年は有利なスタートを切るかもしれないが、ガスリーは自分の立場を確保するのに適切な環境にいられると確信している。

「レッドブル・レーシングは、その目標に向かうのに素晴らしいステップだ」とガスリーは語った。

「彼らは常にトップ3位内で争っている。そしてホンダとともに過去2年間よりも上位でフィニッシュできることを期待しているよ」