映画『書くが、まま』の予告編とメインビジュアルが公開された。
11月21日から東京・新宿のK's cinemaで公開される同作は、若手映画監督とミュージシャンのコラボレーションによって制作された映画を上映する『MOOSIC LAB 2018』の参加作品。「書くこと」でしか自分の気持ちを表現できない中学2年生の松木ひなのが、保健室で出会った教師・進藤有紀に初めて自身を受け入れられ、少しずつ心を開いていくが、やがて「あること」が発覚し、全てが崩れ去っていく、というあらすじだ。主人公の松木ひなの役を秋元康プロデュースのラストアイドルファミリーの中村守里(Love Cocchi)、32歳の進藤有紀役を長谷川葉生、監督と脚本を上村奈帆が務めた。主題歌はSWANKY DOGSの“こえ”。
公開された予告編では、1人で教室に座るひなのの姿や、新藤とひなのが保健室で距離をあけて食事をする様子、走るひなのを新藤が追いかけて捕まえる場面、「笑われて、下ばかり向いていたあの頃。私たちは、まっすぐもがいていた。」という言葉、ひなのがノートに文章を綴るシーンなどが映し出されている。またメインビジュアルでは、抱きしめ合う2人の姿や、「ままならなくて、まとまらなくて、でも、止まらなくて。」というコピーなどが確認できる。
自身の体験をベースにしたという上村監督は「これから14歳になるあなたも、いま14歳のあなたも、かつて14歳だったあなたも、もしよかったら一度、立ち止まりに来てください。立ち止まって、振り返って、ぐずぐずしに来てください。お待ちしています」とコメント。
同作で映画初出演を果たした中村は「この少女の鼓動を聞きに来てください。作品が伝えたいこと、感じてください。上村監督やスタッフの方々に必死に無我夢中でついていったこの夏の経験は私を成長させてくれましたが、恩返しはこれからです」と語っている。
■上村奈帆監督のコメント
これから14歳になるあなたも、いま14歳のあなたも、かつて14歳だったあなたも、もしよかったら一度、立ち止まりに来てください。立ち止まって、振り返って、ぐずぐずしに来てください。お待ちしています。今は公開前で観てもらう怖さもありますが、鳴っている音楽が、心臓の音と区別がつかなくなったら最高だなと思っています。ご来場いただければ嬉しいです。
■中村守里(Love Cocchi)のコメント
私は主人公ひなのになれていたのでしょうか。ひなのが私なのか。どちらでもよいのです。この少女の鼓動を聞きに来てください。作品が伝えたいこと、感じてください。上村監督やスタッフの方々に必死に無我夢中でついていったこの夏の経験は私を成長させてくれましたが、恩返しはこれからです。そのためにも皆さん是非是非劇場へ観に来てください!よろしくお願いいたします!