映画『翔んで埼玉』のポスタービジュアルと予告編が公開された。
公開されたポスタービジュアルは「革命」をテーマに据えたもので、ある有名絵画を彷彿とさせる仕上がりになっている。二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美が「何も無いけどいい所!」と書かれた旗を掲げる姿や、GACKT演じる麻実麗が埼玉の深谷ネギを手にする様子、「空前絶後のディスり合戦開幕!」「『テルマエ・ロマエ』シリーズの監督が贈る、邦画史上最大の茶番劇。」というコピーなどが写し出されている。
また予告編では、「世界よ、これが埼玉だ!!」というコピーや、荒涼とした埼玉の風景、「埼玉県民は通行手形がないと東京に出入りすらできず、強制送還されてしまうのです」という言葉、百美が「埼玉県人はそこらへんの草でも食わせておけ!」と吐き捨てる姿、麗が百美を「一緒に来るか、所沢へ」と誘う場面、麗の率いる埼玉の軍勢が、YOSHIKI(X JAPAN)の写真を掲げて「出身地対決」をけしかける千葉軍に、高見沢俊彦(THE ALFEE)の写真で対抗するシーンなどが確認できる。
あわせて主題歌がはなわの楽曲“埼玉県のうた”になることが発表。2003年発表のアルバムの収録曲を映画のために再収録した。
2019年2月22日から公開される同作は、「埼玉県民が東京都民から迫害を受けて身を潜めて暮らしている」という設定の日本が舞台となる、魔夜峰央の漫画『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』を実写化する作品。東京の名門校・白鵬堂学院を舞台に、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美が、アメリカ帰りの転校生で「埼玉解放戦線」のメンバーの麻実麗に惹かれ、次第に東京と埼玉、千葉を巻き込んだ抗争に巻き込まれていく様を描いたもので、百美や麗が活躍する「伝説パート」と、埼玉在住のある家族を通して伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する「現代パート」の2部構成となる。監督は武内英樹が務めた