「BHAとして今季のPWCに参戦し、『ヒュンダイi30 N TCR』とともに数々の勝利とタイトルを獲得したことで、チームとしても非常に多くのことを学んだ。このヒュンダイのプラットフォームがどれほど優れたパフォーマンスを有しているか、誰よりもよく知っているつもりだ」と、ヒュンダイ初のTCR規定モデルの性能を賞賛したハータ。
「これから登場する『ヒュンダイ・ヴェロスター N TCR』は、現在の『ヒュンダイi30 N TCR』が有している素性や美点をすべて受け継いだマシンとなり、そのエッセンスは市販ロードカーにも色濃く受け継がれる。つまり世界中のファンが、その性能を日常のドライビング環境で楽しむことができるんだ」
ハータが語るとおり、実に85%以上のコンポーネントを『ヒュンダイi30 N TCR』からキャリーオーバーする『ヒュンダイ・ヴェロスター N TCR』は近日中にも公開される予定となっており、ヒュンダイUSAのチーフマーケティングオフィサーであるディーン・エバンスも「ふたたびBHAとともに新型マシンでアメリカン・モータースポーツ・シリーズに戻ってこれることをうれしく思う」と、ニューマシンへの期待を語った。
「2018年にBHAとヒュンダイ・モータースポーツはPWCのチャンピオンシップを席巻し、来季は新たにIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ・シリーズで、北米の著名なレーストラックでの勝負に挑むことになる。我々のファンやカスタマーに、新型『ヒュンダイ・ヴェロスター N TCR』をお披露目できる日が待ちきれない気分だよ」