2018年F1ブラジルGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは11位だった。
ハートレーは16番グリッドからミディアムタイヤでスタート、49周というロングスティントを走り、11番手に浮上。スーパーソフトに交換して12番手となったが、終盤ピエール・ガスリーの前に出て11番手に上がった。
終盤、新しいスーパーソフトを履いたハートレーは、古いミディアムを履いたガスリーに追いつき、後ろから追い上げてくるマシンがいたこともあり、自分を前に出すようチームに頼んだ。チームはガスリーにポジション交代を指示したが、ガスリーは数周にわたってこれを拒否。しかし最後から2周目にハートレーはガスリーを追い越すことができた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 決勝=11位
とてもいいレースをしたと思う。それがポイントで報われないのは悔しいけれど、今日は上位勢でリタイアするクルマがなかった。
ハード側のコンパウンドでスタートしたから、最初の数周は難しかった。それでもいいスタートを決めて、何台かオーバーテイクすることもできた。
このレースで成功するには、ファーストスティントでできるだけ長くタイヤをいい状態に保つ必要があった。ピットウォールからもらう情報を役立てて、戦略をうまく機能させることができた。
今回のレースでは僕のF1キャリアのなかでも最高レベルのパフォーマンスを発揮することができたと思う。ただ、ポイントというご褒美がないことが残念だ。
一方で、メキシコでのレースペースは素晴らしかったのに、2週間後のここブラジルでは苦労した。次戦までにその理由を突き止めるため、チームは分析に取り組んでいくことになるだろう。