開催46回目にして初めて地元ドライバー不在で行われる2018年のブラジルGP。気になる観客の集まり具合も各チームの動向も、熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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ルイス・ハミルトン選手の今年10回目のポールポジション。
予選のアウトラップで白煙を上げながら走行するシーンを2度、見ました。
これは壊れているわけじゃないの?
それか、秘密の何か???
我らが、ピエール・ガスリー選手は予選10番手!
ホンダパワーユニットのスペック3が機能したのかな?
ブレンドン・ハートレー選手は17番手……
頑張ったのがマーカス・エリクソン選手の7番手!
シャルル・ルクレール選手より上ってのがいいね!
土曜日はこんな感じの雲が多い空。
時々パラパラと降ってくる、でも、カッパを着るほどじゃないという感じ。
セバスチャン・ベッテル選手は2番手。
でも、ピットレーンでやってしまいました、320万円の罰金。
罰金で済ませるという配慮でしょうね。
レースでいいところ見せていただきたい。
朝のサーキット周辺。
危ない危ないと騒がれています。
確かに、チーム関係者が危ない目に過去何度もあっています。
今年はいつもと変わらない感じ、警官の数もそんなに増えてる感じなし。
46回目を迎えた2018年のブラジルGPは、始まって以来のブラジル人ドライバーがいないということでお客さんは減ったように思いますが、明日は来るのかな?
このマーシャルさん、パウロ・ジャメリさん。
以前にもブログに載せたんですけれど、今年もいました。
柏レイソルと清水エスパルスでプレーしていた元Jリーガー!
ニホンゴで話しかけてくれます。
日本ではいい思い出がたくさんあるって言ってました。
実は、水曜にサンパウロに到着しホテルに入ったあと体調が悪くなっちゃって……
詳しくは書きませんが、病院に行き検査やら点滴を打ってもらったりして大変でした……
木曜の夜にはホテルに戻ったんですが、フリー走行(FP)の始まる金曜は部屋で安静にしてました。
海外の取材に来て、セッションを休んだのは30年くらいのキャリアで初めてのこと、部屋のテレビで見たFP1とFP2はちょっと妙な感じでした。
そのFP1とFP2の間にテレビの画面は、ブラジルのヒーローであるアイルトン・セナ特集。
内容は1988年の鈴鹿を最初からゴールまでやってました、1988年というと僕は2輪のグランプリに行っていて知らない時代です。
途中までイヴァン・カペリ選手のレイトンハウスがいい走りをしてましたけれど、マクラーレン・ホンダのぶっちぎりのレースでしたね。
スタートで遅れたセナ選手が15番手くらいから追い上げてアラン・プロスト選手を抜いてチェッカーを受けてチャンピオン獲得。
速いこと速いこと、セナ選手の才能を改めて感じました。
でも、思ったのは今の方がトップ3チームの差が少ないことと、お客さんが多いということ、コースアウトしたマシンをマーシャルさんが押してあげたり、コース脇に止まったマシンがそのままだったりと時代を感じました。
セーフティカーが入ってあれこれってのがなかったんですね。
と、そんなことを感じながら見てました。
ともあれ……
1日病院に付き合ってくれた、松本浩明カメラマンとブラジル在住の池本さんには感謝しかありません。
海外に行くときは、海外旅行保険に入っておくべきです!
さもないと、莫大な治療費がかかりますから。
入っておいて良かったです。
という、忘れられないグランプリになりました。
健康あっての仕事だし、遊びだし。
皆さんも、気をつけてください!
明日のレース撮影はちょっとペース配分をゆっくりにして、完走を目指したいと思います。