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ニコール・キッドマン、元夫トム・クルーズと迎えた養子のサイエントロジー信仰は「子供達自らの選択」

2018年11月11日 17:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ニコール、元夫トムと迎えた養子について今の思いを吐露
1990年から2001年まで俳優トム・クルーズと結婚していたニコール・キッドマン。その結婚生活で養子に迎えた2人の子供達についてあまり語ることはなかったニコールが、このほどインタビューのなかでその存在について言及した。

カントリーシンガーのキース・アーバンと現在2人の娘を育てる豪出身女優ニコール・キッドマン。40代で出産した娘達は現在10歳と7歳と幼いが、ニコールには1990年から2001年まで婚姻関係にあった俳優トム・クルーズとの間に2人の養子がおり、娘のイザベラさんは現在25歳、息子のコナーさんは23歳になる。

トムとの離婚後はイザベラさんやコナーさんについて公に語ることを頑なに拒んできたニコールだが、このほど豪芸能誌『WHO』のインタビューで2人の子供達への思いを赤裸々に告白した。

イザベラさんとコナーさんは、父親トムと同じ道をたどりサイエントロジーの信者になっている。ニコールはそんな2人について「彼らは成人してるわ」「サイエントロジーの信者になるという選択は、彼らが自分たちの意志で決めたこと。私は母親として、彼らに変わらぬ愛情を注ぐだけ」と気持ちを吐露した。また「子供がたとえどんな選択をしても、親はそれを受け入れること」そして「子供が親に無条件に愛されていると実感できる関係を築くことが大切」と語り、それは親子間だけでなく他のどんな人間関係にも必要なことだと思うと述べた。

ニコール・キッドマンは昨年9月に開催された「エミー賞」、そして今年1月の「ゴールデングローブ賞」授賞式でのスピーチで、夫キースや2人の幼い娘について感謝の意を述べたのだが、トムと迎え入れた養子2人の名を挙げることはなかった。そのため「イザベラとコナーがまるで存在しないかのような振る舞いをしている」「あなたにはあと2人子供がいるじゃない!」と大バッシングを受けていた。

トム・クルーズとの離婚後、ニコールは彼が深く信仰するサイエントロジーを離脱しているが、元信者らの報告によれば、一度教団を離脱した者は教団の活動を阻止したり中傷しようとする“抑圧者(suppressive person--SP)”とみなされ、信者との関係を断ち切られてしまうと言われており、ニコールが授賞式でイザベラさんやコナーさんの名前を口にすることが許されなかったのは、そのためではないか―との見方をする者もいる。

2016年に公開された映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』では、インドから養子を迎え入れる豪女性スー・ブライアリーという実生活ともリンクした役柄を演じたニコールは、ある雑誌のインタビューで「この映画は私自身の子供達へのラブレターよ」と語っていた。

「私の使命は、自分の命を捨ててでも子供たちを守ること」と力強く語るニコール・キッドマン、現在は2006年に再婚したキースと幸せいっぱいの結婚生活を送っているが、イザベラさんやコナーさんのことも決して片時も忘れたことはないはずである。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)