2018年F1ブラジルGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンがシーズン10回目のポールポジションを獲得した。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=ポールポジション
ものすごい接戦だったから、今日は99パーセントではなく100パーセントの仕事をする必要があった。自分のアタックラップには本当に満足しているし、ポールを獲得するためにチーム一丸となって素晴らしい仕事ができていたと思う。昨夜はたくさんの作業をする必要があったけれど、チームは完璧な仕事をしてくれたよ。
最初のラップを走った後すぐに、自分たちがいいスタートを切ったことが分かって、うれしくなった。コースの感触もうまくつかめたし、グリップも驚くほどよくて、これまでになくいいフィーリングだった。
ここは素晴らしいサーキットだ。いまではもうこういったサーキットは作られていない。起伏に富んだ短いコースで、とてもテクニカルで、全体的にとても難しい。
時折雨が落ちてきて、次のコーナーが滑りやすくなっているのかどうかを予測するのが困難だった。難しいコンディションだったけれど、僕らは全員がいい仕事をしたし、雨がひどくならなかったから最後までプッシュできて、ラッキーだったね。
(Q2でセルゲイ・シロトキンがハミルトンを抜こうとした時のニアミスについて語り)僕もセルゲイも僕の前にいるドライバーたちも皆がアウトラップ中だった。前を走るバルテリ(・ボッタス)が自分の前のドライバーとの間にギャップを築こうとして、ペースを落としていたから、僕もペースを落として走らなければならなかった。そしたら突然後ろからすごいスピードで近づいてくるクルマがあった。僕は左に避けたが、彼も左に行った。
彼もプッシュラップではなかったのに、何を考えていたのだろう。相手に対する敬意がないアクションだった。僕がどこうとしたら、コーナーで彼はペースを落としたりして、変な感じだった。彼の後ろにはスペースがあったのだから、あれは完全に不必要な行為だ。結果的に僕のラップも彼のラップもうまくいかなかった。このことから彼が学習してくれるといいけどね。