2018年のスーパーGT最終戦もてぎ、GT300クラスのポールポジションを獲得したのはマネパ ランボルギーニGT3の平峰一貴とマルコ・マペッリ。開幕戦以来となるポール獲得を果たした予選を両ドライバーが振り返り、決勝に向けての決意を語っている。
マネパ ランボルギーニGT3
平峰一貴
「もてぎ合同テストの時から(マシンが)すごく調子よかったんです。マルコとも『これならレース本番もいけるかもしれないね』という話をしていて、このレースをすごく楽しみにしていました」
「今年は基本的に僕がQ1担当で、チームの流れを良くするために頑張ってきました。ただ、(終盤戦に向けては)マルコと『オートポリスは僕がQ1いくから、もてぎはQ2いかせて』という約束をさせてもらっていたんです」
「この瞬間(自身の初ポール獲得)のためにけっこういろいろと準備してきましたし、チームも一生懸命準備をしてくれましたから、それが結果として出たことを嬉しく思います」
「(実際のQ2では)ポールを狙いにいくというよりは、自分の持っている力を出す、ということを考えていました。予選前、気持ち的にナーバスになったりしているところもあったので……」
「でも、アタック中は(マシンが)すごくグリップするし『むちゃくちゃ気持ちいいなあ』と思っていました。(個人としての)ポールが今まで遠かったですし、コースレコードが何秒か知らなかったですし、レコードが出るとも思ってはいなかったですね」
「明日はトップからスタートできるので、自分たちがレースをコントロールできると思います。(レースでの)速さもしっかりあると考えています。そのまま同じ位置でゴールできるように、マルコともチームとも一丸になって、最後まで走りきりたいですね」
「今日、この(会見場の)ドアを出たら、(予選前にモヤモヤしたりもした)今日のことは全部忘れます(笑)」
マルコ・マペッリ
「ここでのテストの時から、マシンの仕上がりが良いことは感じていた。ポールポジションを狙えるくらいの感触があったんだよ。実際にそれを実現できたから嬉しいね」
「カズキ(平峰一貴)、チーム、ヨコハマタイヤ、みんなに感謝したい。カズキは予選(Q2)でも素晴らしい仕事をした」
「明日もいいレースをしたいし、それができる自信もある。この流れを明日もキープしていきたいね。テストでもレースシミュレーションはできているから、カズキとチームと一緒にベストを尽くして戦い、レースでも勝利を持ち帰りたい」