カナダ出身のザ・ウィークエンドが今月6日、地元トロントにて行われた「HXOUSE」のオープニングでミニライブを行った。ザ・ウィークエンドは観客席にいた熱狂的なファンからブラが投げ入れられ困惑する場面を見せたり、現在制作中のアルバムについての告知があったりと興奮に満ちた一夜となったようだ。
ザ・ウィークエンドのレコードレーベル「XO Records」でクリエイティブディレクターを務めるLa Mar Taylorが中心となり、若いクリエイターをサポートする目的で設立された「HXOUSE」。今月5日~6日には、今秋トロントにオープンした「Artscape Daniels Launchpad」と「Rebel」にて、そのローンチパーティが行われた。
地元出身の
ザ・ウィークエンドがこの新スペースにてパフォーマンスを披露したが、世界的アーティストに成長したザ・ウィークエンドが間近で見られるこのレアな機会に観客は大興奮、ステージは大きな盛り上がりを見せた。ヒット曲『The Hills』を熱唱中には、観客席にいたファンの女性から黒いブラがステージに投げ入れられ、それを困惑しながらザ・ウィークエンドが拾い上げる場面も。観客席には現在交際中のモデル、ベラ・ハディッドがいたこともあってか、ザ・ウィークエンドは投げ入れられたブラを拾い上げると「ちょっとみんな、これは今夜まずいことになっちゃいそうな予感だよ」とおどけながら、再び観客席に向かいブラを投げ返すという余裕の対応を見せた。
ライヴ中に新アルバム『Chapter 6』の制作中であることを明かしたザ・ウィークエンドは、「トロントのみんなに一番に伝えたかったんだ」「地元に戻ってきたこの2日間は、数年ぶりにものすごいインスピレーションを受けたと感じている」と明かし、故郷トロントへの地元愛を見せた。
ちなみにヘイリー・ボールドウィンと結婚したジャスティン・ビーバーやショーン・メンデスはカナダ・オンタリオ州トロント郊外の出身、そして人気ラッパーのドレイクはザ・ウィークエンドと同じトロントの出身とあり、オンタリオ州は逸材ミュージシャンの宝庫である。彼らはハリウッドの第一線で活躍する傍ら頻繁に故郷を訪れては地元愛をアピール、そして地域の活性化に大きく貢献している。
画像は『The Weeknd 2018年11月7日付Instagram「VI」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)