トップへ

アンセル・エルゴートが画期的なアイデアを思いつく 『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』本編映像

2018年11月09日 19:02  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 11月10日公開の映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の本編映像が公開された。


参考:動画はこちらから


 『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンというハリウッドの人気若手俳優2人が初共演する本作は、アメリカで実在した男性限定社交クラブのスキャンダルを描いたクライム・サスペンス。1980年代初頭ロサンゼルスを舞台に、実在した投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」が起こしたスキャンダルと“汚れた金”で結ばれた友情を描く。


 今回公開された本編映像は、エルゴート演じる“未熟な天才”ジョーが画期的なアイデアを思いつく場面で、ジョーが上流階級の若者を仲間にするための一発逆転のアイデアを思いつく様子が捉えられている。パーティーから失意の中帰宅したジョーの目に偶然入ったのは、当時若き風雲児としてアメリカビジネス界を席巻していたスティーブ・ジョブズが表紙を飾る『TIME』誌の<成功者になるには>という特集。そこからヒントを得たジョーは、一晩で彼らのマインドをくすぐる“理念”を盛り込んだ事業計画書を作り上げ、ディーンに披露する。


 ちなみにジョーが手にする『TIME』誌の表紙は、ジョブズが1982年に同誌表紙に初めて登場した時のものがそのまま使用されている。本作のプロデューサーを務めたホリー・ウィーアズマは、撮影現場でのエルゴートについて、「アンセルの共演者との距離の取り方は絶妙でした。最初のうちは皆の輪の外にいて、(ストーリーに合わせて)アンセルが一緒にいるのはディーンを演じるタロンだけで、きっとアンセルはわざとそうしていたんだと思います。でも、(物語が進み)ジョーが他のメンバーと仲良くなってくるとアンセルも他の俳優達の輪に溶け込んでいきました」と振り返った。(リアルサウンド編集部)