台湾のバイクメーカー、KYMCO(キムコ)は、イタリア・ミラノで開催されているミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA 2018)でEVスーパースポーツ『Super NEX』を発表した。
キムコは1992年に誕生した台湾のバイクメーカーだ。2輪スクーターや4輪バギーなどを各国で発売しており、年間販売台数は100万台を超える。
そんなキムコが、スーパースポーツと電気を融合させたEVスーパ―スポーツ『スーパーNEX』を発表した。
『スーパーNEX』は、ガソリン車のスーパースポーツと変わらず6速トランスミッションを装備。0~100km/hを2.9秒、0~200km/hを7.5秒、0~250km/hを10.9秒で到達する加速性能を実現しているという。また、クラッチレスのシフトアップ・ダウン機能も備わっている。
電子制御の面では、キムコ・フル・エンゲージメント・パフォーマンス(KYMCO FEP)によりホイールウイリーやホイールスリップの防止を可能としている。また、路面状況などによって設定可能な4つの走行モードも備わっている。
その他、スーパースポーツのダイナミックなサウンドを再現するアクティブ・アコースティック・モーターを装備。この機能を使用することで、ライダーは自分の好みに合わせてモーターの音量やサウンドを調整することが可能になっている。
発表された『スーパーNEX』は、コンセプトモデルのため、発売時期や価格は決まっていないとのことだ。