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百田夏菜子&青柳翔、挑戦したいコスプレは……静岡発ドラマ『プラスティック・スマイル』に手応え

2018年11月09日 16:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 11月9日、東京・渋谷のNHKにて、11月21日にNHK BSプレミアムにて放送される静岡発地域ドラマ『プラスティック・スマイル』の試写会と記者会見が行われ、ももいろクローバーZの百田夏菜子と劇団EXILEの青柳翔が登壇した。


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 同ドラマは、『民衆の敵』(フジテレビ系)などの脚本家・黒沢久子が手がける青春お仕事ドラマ。全国一の出荷額を誇る「模型・プラモデル」や「コスプレ」での地域おこしを題材に、自らの仕事や人生と向き合い、成長していくヒロインの姿を描く。コスプレが趣味の主人公・林田紬を百田、紬が勤務する会社の同僚・望月翔を青柳が演じるほか、武田真治、中村靖日、片山萌美、杉野希妃らがキャストに名を連ねる。


 本作の撮影は記録的猛暑となった今年の夏に行われたこともあり、汗をかきながらの撮影になったそう。青柳は「とにかく汗をかいてしまって。。普段は汗をかかないんですが、緊張するともっと汗をかく。で、人に汗をかいていると思われた瞬間にもっと出てしまう(笑)。でも、百田さんをはじめ、スタッフの皆さんがそれを笑いに変えてくれたので、本当に助かりました」とコメント。汗をかいていた青柳に対し、百田は「本当に暑い場所での撮影が多かったんです。でも、私は青柳さんの汗を見ながら、元気をいただいて今日も頑張ろうと思いました」と語ると、「汗を見て、元気をもらうってどんなことだよ」と青柳からすかさずツッコミが入り、会場を笑わせた。


 撮影現場では百田が常に現場を明るく照らしていたようで、青柳は「百田さんの方が先にクランクアップだったんです。そしたら、スタッフさんたちがみんな“百田ロス”状態になっていて。俺の撮影まだ残っているのに! 実際、俺もそうでしたけど(笑)」と、百田が主演として、現場を引っ張っていたことを明かした。


 劇中、社員の残業時間を削減する仕事を紬が任されるなど、本作のテーマのひとつとなっているのが“働き方”。百田は「本作の撮影は、“正解”にたどり着くために、みんなで試行錯誤しながら楽しく作り上げていくことができました。作品のテーマと現場自体がつながっていたと感じます」とコメント。


 主人公の紬は、幼い頃に母親が家を出てしまったことがきっかけで、人とぶつかり合うことを恐れ自分の本心を他者に伝えることができない性格。そんな紬は、強さのために誰とも仲間にはならず、1人で闘う少女・リューハの完璧なコスプレをするのが生き甲斐だ。


 百田の完璧なコスプレ姿を見た青柳は「完成度が凄すぎてびっくりしました。片山(萌美)さん、ROSARIO+CROSSの皆さんも含めて、すごいクオリティに仕上がっています」と絶賛。初めての本格コスプレとなった百田は「まったく違う自分になれた気がします。リューハはドラマにしか出てこないキャラクターなので、台本を読んだときはどうやって演技ができるのかなと悩んでいたのですが、あのメイクと衣装で仕上げていただいた瞬間に、これで大丈夫だ!と思えました。初めてカラーコンタクトにも挑戦して、こんなに違う自分になれるんだと知りました」と振り返った。


 記者からの「挑戦したいコスプレは?」という質問に対し、百田は「小さい頃、好きだったアニメの『おジャ魔女どれみ』」、青柳は「『ドラゴンボール』のゴールデンフリーザか、『もののけ姫』のヤックル」と答え、会場を笑わせた。(石井達也)