マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは、2018年残り2戦のうち、入賞できる可能性が高いのはブラジルGPであるとして、チャンスを逃さず、好結果を残したいと語った。
アロンソは2019年にはF1に参戦しないことを明かしており、今年がF1での最後のシーズンになる可能性が高い。しかしマクラーレンのパフォーマンスが向上せず、不運なアクシデントも重なり、シーズン終盤戦は特に、思いどおりの走りをできずにいる。前回ポイントを獲得したのは7位に入ったシンガポールGPで、ロシアと日本では14位どまり、アメリカとメキシコでは早々にリタイアせざるを得なかった。
「(ブラジルは)それなりにうまくいくと思う。最終戦のアブダビよりは僕らに合ったサーキットだ。だから僕らにとってはポイント獲得のチャンスになる」とアロンソが木曜に語ったとロイターが伝えた。
「土日には天候が崩れる可能性があるから、そうなればさらにチャンスが拡大するかもしれない。前向きに考えているよ」
最後の2戦にどういうアプローチをとっていくかと聞かれたアロンソは、「1分1分を大事に過ごし、1秒1秒を楽しんでいく」と答えた。
「最後の2戦だ。日曜にいい仕事をしたい。決勝でいい結果を出すために走っているんだからね。でもそれ以外の時間は楽しんで過ごしたいと思っている」