バイト情報サイト「バイトル」などを運営するディップは11月6日、学生に特化した副業サービスアプリ「ガクセイハンター」をリリースした。
このアプリでは、学生同士がチームになり、企業から依頼された案件に取り組む。インターンやバイトと違い企業と雇用契約を結ばないので、面接もシフト調整も不要で、働く時間も場所も選ばない。
実績や成果はスコアで可視化「就活でそのまま使うこともできる」
フェイスブックアカウントで利用登録した後は、ライティングやプログラミングなどの既存チームに加入し、仕事を開始する。
仕事はチームリーダーから割り振られたものを遂行し、クリアしたら報酬を受け取る。銀行振込のほか、電子マネー入金も選べる。得意分野を活かし、自らがリーダーとなってチームを作ることも可能だ。リーダーは、企業とのコミュニケーションを担当する。
今年6月にベータ版をリリースした際には、上位大学の学生や学生起業家など150人が事前登録した。ある学生は、友人をイベントに紹介すると500円の報酬がもらえる仕事で、1分間に15人の友人を紹介したという。分給換算で7500円、時給換算すると45万円もの報酬を得たことになる。
実績や成果は専用サイトでスコアとして可視化される。同社はこのスコアを「履歴書や自己アピールのようにそのまま就職活動に活かすことも可能」としている。