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10周年迎える「shiro」が2019年秋にリブランディング、メイクカテゴリーを拡充

2018年11月08日 21:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

新製品発表会のショーの様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
コスメティックブランド「シロ(shiro)」が、2019年秋にリブランディングを行うことを発表した。来年迎える創業10周年の節目を機に、グローバルに展開するラグジュアリーなブランドを目指すという。

 シロは「ローレル(LAUREL)」というブランド名で2009年にデビューし、2015年10月に現在のシロに名称を変更した。国内に23店舗を構え、海外には4店舗を出店。スキンケアアイテムやフレグランスなどを販売しており、2017年2月にメイクカテゴリーの展開を開始した。
 現在の購買層の中心は20代~30代の女性だが、リブランディング後は性別や年代、国籍を問わず様々な人に向けた訴求を強化する。運営会社ローレルの今井浩恵代表取締役社長は「シロの製品は女性だけではなく、男性や子どもも使えるものが多い。全ての人が楽しんでもらえるプロダクトを作り続けていきたい」という思いからリブランディングを決めたという。「クリエイティブ」「キーカテゴリー」「グローバル」の3つの柱を立て、ロゴやプロダクトデザイン、店舗デザインを一新するほか、メイクカテゴリーと香水の拡充などを図る。また、リブランディングに伴い社名もブランド名と同じ「シロ」に変更し、北海道に構えている本社を東京に移転。海外の販売チャネルの開拓やPR機能を強化し、グローバル展開にも力を入れるという。
 11月8日に開かれた2019年春夏メーキャップコレクションの発表会では、パウダリータイプのアイシャドウ「ジンジャーアイシャドウパレット」(7,000円)と、初のアイブロウアイテム「がごめ昆布アイブロウパレット」(4,400円/いずれも税別)を披露。メーキャップアーティストのyUKI、落合宏理が手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」とのコラボレーションによるショーで、新作を使った色鮮やかな春夏のメイクを提案した。発売日は2019年1月1日。