イタリアのミラノで開催中のミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)で、アプリリアがコンセプトモデル、『コンセプトRS660』を発表した。
今回、アプリリアが公開したスポーツバイク、コンセプトRS660は並列2気筒エンジンを搭載。このエンジンはネイキッドモデルTuono V4やスーパースポーツRS V4 1100 Factoryが搭載する1100ccV4エンジンを元にして生まれ、非常にコンパクトなサイズになっているという。
デザイン面としては、大きめの座面や高すぎない位置に設定されたステップ位置などによって、快適なライディングながらもスポーティな走りを実現する。
また、コンセプトRS660にはアルミニウムのフレームとスイングアームを採用。スイングアームは右のマフラー側に曲線がつけられ、左右非対称のデザインとなっている。また、特別なショックアブソーバーはリンクレスだ。
この『RC660プロジェクト』は、アプリリアのプレスリリースによればヨーロッパ市場での展開において重要な“キープレーヤー”とのことだが、アジアやアメリカ市場でも同様とのこと。今後の市販化や日本での販売についても期待したいところだ。