映画『ノーザン・ソウル』が2019年2月9日から東京・新宿シネマカリテ、兵庫・神戸の元町映画館ほかで公開される。
同作は、1960年代にイギリス北部のワーキングクラスの若者から発生した音楽ムーブメント「ノーザンソウル」の最盛期である1970年代を舞台に、ノーザンソウルに魅了された青年たちの成長を描いた作品。2015年の『英国アカデミー賞』『ロンドン映画批評家協会賞』にノミネートされたほか、同年の『トロント国際映画祭』に正式出品された。原題は『NORTHERN SOUL』。
出演者にはエリオット・ジェームズ・ラングリッジ、『モダンライフ・イズ・ラビッシュ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』のジョシュ・ホワイトハウス、『24アワー・パーティー・ピープル』のスティーヴ・クーガンらが名を連ねる。監督と脚本は、同作が初監督作となる写真家のエレイン・コンスタンティン。劇中ではマーヴィン・ゲイ、エドウィン・スター、The Velvets、フランキー・ヴァリ、ルー・プライド、ドン・バーナー、ルーサー・イングラム、サム・ディーズなどの楽曲が使用されている。
発表とあわせて場面写真が公開。青年が物憂げな表情で街中を歩く姿や、上半身裸の男性が「SOUL」というタトゥーを入れた青年と抱き合う場面などが写し出されている。