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学生が「AIを活用して欲しい」と思うバイト先1位「ガールズバー」 男性の6割「AIと恋人・友人として付き合ってみたい」

2018年11月07日 17:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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アルバイト・パート情報サイト「バイトル」などを経営するディップは11月7日、「アルバイト就業者に聞いたAI活用意向と意識調査」の結果を発表した。調査は15~26歳の男女7286人から回答を得た。

「AIと付き合いたいか」は、「結婚を前提として付き合いたい」(女性1.2%、男性2.8%)、「ぜひ付き合いたい」(女性1.5%、男性5.4%)、「試しに付き合ってみたい」(女性9.7%、男性19.4%)。女性の12.4%、男性の27.6%が「付き合ってみたい」と回答している。

「まずはお友達から」と答えた割合は女性22.8%、男性30.4%で、男性の約6割がAIと友人・恋人として付き合うことに前向きだ。一方、「絶対にいやだ」は女性64.8%、男性41.9%。男性の方が受容度は高いようだ。

「ジェネレーションギャップを埋めるネタ提案AIがいたら嬉しい」

アルバイト就業中の学生500人に「今のアルバイト先で、AIが活用されれば良いのにと思うことがあるか」を聞いた。「非常にそう思う」を6点、「全くそう思わない」を1点とし6段階評価でスコア算出した。「活用されれば良いのに」というスコアが最も高かったのは「ガールズバー」「調査・モニター」「医療・介護・福祉」(スコア4)。僅差で「ITクリエイティブ」(3.92)が続く。

ガールズバーでのアルバイト経験者にどんなAIがあれば嬉しいかを聞くと、

「お客さんとのジェネレーションギャップを埋めるために適切なネタを提案してくれるAIがいると嬉しい」(神奈川県・20歳)
「リピーターのお客さんが前回に他の女の子と話したデータを記憶し、その内容に基づいた話題を提案してくれるAI」(東京都・25歳)
「お客さんから頼まれたカクテルがお店にあるお酒で作れない時に同じ系統の味のカクテルのレシピをレコメンドしてくれるAIがいると助かる」(東京都・25歳)

など、コミュニケーションに素早く対応できるものがいいという声が多く寄せられた。

同じくアルバイト就業中の500人に「AIは怖いものと感じるか」を訊ね、スコア算出をした。AIに最も恐怖を感じている都道府県は「石川県」(スコア5.17)で、「大分県」(5)、「佐賀県」(4.5)が上位3つに入った。

47位は「長崎県」(2)で、トップと3.17ポイント差。以降「福井県」(2.25)、「長野県」(2.5)と続く。首都圏の「東京都」(3.57)は20位、「神奈川県」(3.29)は29位にランクイン。恐怖度は都道府県で大きな差があるようだ。