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アリアナ・グランデ元恋人、マック・ミラー死因と死亡時の状況明らかに

2018年11月07日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

死因と死亡時の状況が明らかになったマック・ミラー
アリアナ・グランデの元恋人で、絶大な人気を誇ったラッパー、マック・ミラー。今年9月にカリフォルニア州の自宅で死去したマックの死因は「薬物の過剰摂取ではないか?」と伝えれられていたが、現地時間5日にロサンゼルス郡検視局より、死因が正式に発表された。『TMZ』『PEOPLE.com』などが伝えた。

マック・ミラー(本名マルコム・マコーミック)は9月7日、カリフォルニア州の自宅で倒れているところを発見された。『TMZ』が入手したレポートによれば、午前8時15分ごろに自宅を訪れた友人男性が、ベッドの上で頭を膝に乗せ“祈りのポーズ”をしているマックに声をかけたところ、反応が見られなかったため緊急通報したという。救急隊員が自宅に到着したものの、午前11時51分にその場で死亡が確認されている。

自宅寝室や浴室からは、酒の空き瓶や処方薬の容器が見つかっており、着用していたジャケットの右ポケットに入っていた20ドル札や、スタジオで見つかったマックのiPadからは白い粉が検出されている。

ロサンゼルス郡検視局の発表によれば、マックの体内からはフェンタニル、コカイン、エタノールが検出されており、死因は「薬物とアルコールの偶発的な複合過剰摂取によるもの」だということだ。

フェンタニルはヘロインの約30倍の効果を持つ強力な合成オピオイド(鎮痛剤)で、過剰摂取による死因としては最も件数が多い。過去数年の事例では、プリンスやトム・ペティ、リル・ピープらからも同じフェンタニルが検出されている。

マックの遺体は解剖後すでに故郷ピッツバーグで埋葬されている。先月31日には、ロサンゼルスの「Greek Theater(グリーク・シアター)」にてマックの追悼式が行われ、トラヴィス・スコットやジョン・メイヤーら多数のアーティストがパフォーマンスを披露、マックの生前の偉業を称えるとともに彼の冥福を祈った。

今年5月まで約2年間にわたり交際していたアリアナ・グランデは追悼式には姿を見せなかったが、今月3日にリリースされた新曲『Thank U, Next』の中で「マルコムにありがとうって言えたなら 彼は私のエンジェルだった」と急死した元恋人のことを歌っている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)