サニーデイ・サービスのワンマンライブ『サニーデイ・サービスの世界 追加公演“1994”』が、12月28日に東京・渋谷CLUB QUATTROで開催される。
同公演は、即日完売となった12月19日に東京・恵比寿のLIQUIDROOMで行なわれる『サニーデイ・サービスの世界』の追加公演。LIQUIDROOMでの公演は9人編成で行なわれるが、追加公演は5月に逝去した丸山晴茂(Dr)への哀悼の意を表して曽我部恵一(Vo,Gt)と田中貴(Ba)の2人で実施される。チケットの先行予約は11月12日まで受付中。一般販売は11月24日10:00からスタートする。
曽我部は「追加公演をと言われ、少し迷ったが、田中と二人きりのサニーデイ・サービスを思いついた。思い出した、と言うべきか。晴茂くんがバンドに加入する前、そんな時期が少しだけあった。どこにも行けないその短い期間は、悶々とするばかりの砂を噛むような日々ではあったが、その後のバンドとしての羽ばたきの助走だったとも考えられる」とコメント。
また田中は「この日は、後ろに晴茂くんを感じながら演奏したいと思います。まあ、晴茂くんのリズムは体に染み付いちゃってるから、意識しなくても自然とそうなっちゃうんだろうけど。今までと、そしてこれからが見えるライブになればと思ってます」と述べている。
■曽我部恵一(Vo,Gt)のコメント
総勢9人のサニーデイ・サービスとして演奏するリキッドルームのコンサートはたちまち売り切れてしまった(ありがとうございます!)。追加公演をと言われ、少し迷ったが、田中と二人きりのサニーデイ・サービスを思いついた。思い出した、と言うべきか。
晴茂くんがバンドに加入する前、そんな時期が少しだけあった。どこにも行けないその短い期間は、悶々とするばかりの砂を噛むような日々ではあったが、その後のバンドとしての羽ばたきの助走だったとも考えられる。
もちろん向こうからやって来て引っ張ってくれたのは、晴茂くんだったのだが。
そんな時期をちょっとだけ思い出しながら。そして逃げられぬ現実としての二人きりになってしまったサニーデイ・サービスをこわごわ見つめながら。
■田中貴(Ba)のコメント
曽我部と二人っきりで演奏することはほとんどなかったので、期待と不安が入り混じった不思議な気持ちです。
この日は、後ろに晴茂くんを感じながら演奏したいと思います。まあ、晴茂くんのリズムは体に染み付いちゃってるから、意識しなくても自然とそうなっちゃうんだろうけど。
今までと、そしてこれからが見えるライブになればと思ってます。