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ホイットニー・ヒューストンの知られざる苦悩が明らかに ドキュメンタリー映画予告編

2018年11月07日 12:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2019年1月4日公開の映画『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』の予告編が解禁された。


参考:ホイットニー・ヒューストンの知られざる苦悩が明らかに ドキュメンタリー映画予告編


 本作は、アメリカ・ポップシーン史上最高の歌姫ホイットニー・ヒューストンの素顔に迫るドキュメンタリー作品。80年代から90年代の全盛期を迎えていたホイットニー・ヒューストンの歌唱力とパワフルな存在感は、性別、国境、世代、人種を超えて、同時代を生きた人々に多大な人気を誇っていた。しかし、『ボディガード』の成功とボビー・ブラウンとの結婚を境に、薬物問題、複雑な家族問題ばかりが取り沙汰されるようになり、48歳という若さで不慮の死を遂げてしまう。本作では、常に笑顔で陽気なスターの顔を持ちながらも、その複雑な感情や波乱万丈な人生を歌にし続けた彼女の素顔に迫っている。


 メガホンを取ったのは『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』などを手がけた、アカデミー賞受賞監督ケヴィン・マクドナルド。撮影にあたり、世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録を丹念にリサーチ。初公開となるホームビデオや貴重なアーカイブ映像、未発表音源とともに、家族、友人、仕事仲間などの証言を紡ぎ合わせたドキュメンタリー作品に仕上がっているという。


 予告編では、デビュー当時の瑞々しい姿や、頂点を極めた当時の様子だけではなく、ステージを降りた際の1人の女性としての姿を赤裸々に映し出す。家族の前で見せる満面の笑顔や“ニッピ―”という呼び名の幼いころの貴重な家族写真、上手くいかなかった結婚や薬物問題などで世間を賑わせていた晩年まで1人で戦い続けた様子を捉えた。なお、ナレーションは小林克也が務めている。(リアルサウンド映画部)