スーパー耐久もてぎ戦にスポット参戦したHitotsuyama RacingのアウディRS3 LMS スーパーGT GT300クラスにAudi Team Hitotsuyamaとして参戦するなど、トップカテゴリーのモータースポーツからチューニングまで幅広く手がけるHitotsuyama Racingでは、2019年から全日本スーパーフォーミュラ選手権と併催を予定しているTCRジャパンシリーズへの参戦ドライバーを募集すると発表した。
TCRジャパンシリーズは、世界的に幅広く流通するTCR車両を使ったスプリントレースとして、2019年から開催を予定しているもの。スーパーフォーミュラの併催レースとして現在全6戦が予定され、レースウイークは土曜、日曜でそれぞれ1レースずつ完結するなど、参戦可能なシルバー、ブロンズカテゴリーのジェントルマンドライバーにとって魅力的なカテゴリーとなっている。
そんなTCRジャパンシリーズに向け、Hitotsuyama Racingは11月5日、参戦ドライバーを募集すると発表した。マシンはもちろんアウディRS3 LMSだ。WTCR世界ツーリングカーカップはもちろん、世界中のTCRレースで活用されている最新のレーシングカーとなる。
さらにユニークな試みとして、Hitotsuyama Racingでは『アライブ&ドライブ・パッケージ』を用意するという。読んで字のごとく、サーキットに行って手軽にレースを戦えるというパッケージだ。マシンレンタル、メンテナンス、消耗パーツ、エントリー、タイヤ、輸送といった、レース参戦にかかるほぼすべてのコストが含まれているというから魅力的だ。
またそれ以外にも、追加テストやコーチ付きプラクティスも設定可能で、各ドライバーのスキルやターゲットに合わせてパッケージ内容を臨機応変に調整することもできるという。ジェントルマンドライバーにとっては、間違いなく便利なシステムと言えるだろう。
もしこのシステムを使った参戦ドライバーが登場すれば、TCRジャパンシリーズにHitotsuyama Racingが参戦するのは確定的となる。スーパーGTでもその速さとスタイリッシュさでトップチームのひとつとして数えられる存在だけに、TCRジャパンシリーズにとっても期待のエントラントになりそうだ。
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