激戦区のDセグメントサルーンに、正統派FRモデルで殴り込みをかけた『ジャガーXE』が2019年モデルに進化。コネクティビティ機能を強化し、スマートフォン連動機能が全グレードに標準装備とされたほか、2019年モデル限定グレードの“LANDMARK EDITION”と新グレード“300 SPORT”の2グレードを追加し、10月25日より受注が開始されている。
モノコックの75%にアルミニウムを用いた軽量・高剛性ボディに、前後50:50に限りなく近づけた理想的な重量配分を持つなど、ジャガーの新たなスポーティネスを象徴する1台となった『ジャガーXE』に、最新のイヤーモデルが登場した。
この2019年型のハイライトは、自動車を取り巻く利便性と快適装備の進化に合わせて、スマホ連動のコネクティビティ機能となるリモートプレミアム、InControlアプリ、プロテクト、Wi-Fiホットスポットが全グレードに標準搭載された点だろう。
また、全部で5バリエーションとなるエンジンを用意する『ジャガーXE』のうち、250PSを発生するガソリン直噴ターボのP250と、クリーンディーゼルD180の両エンジン搭載車に、2019年モデル限定グレード“LANDMARK EDITION”が新設定された。
エクステリアでは、フロントグリルやウィンドウサラウンド、サイドベント、ミラーキャップなど随所にグロスブラックを採用して印象を引き締め、ボディと同色のリアスポイラーや18インチの10スプリットスポークホイールを装着。
インテリアにはパーフォレイテッドグレインレザーシートやメッシュアルミフィニッシャー、“LANDMARK”のロゴを配した専用サイドベントやトレッドプレートを取り入れるなど、大きく質感が高められた。
そして、4気筒ガソリン直噴ターボ“INGENIUM(インジニウム)”の最高出力を300PSにまで引き上げた新グレード“300 SPORT”は、そのエクストラパワーに見合う精悍ないで立ちとなり、フロントグリルサラウンドやウィンドウサラウンド、サイドベント&シル、ミラーキャップなどにダークサテングレーを取り入れ、19インチ5スプリットスポークのアルミホイールを採用。
その隙間からのぞくブレーキキャリパーを始め、グリルやトランクリッドにも“300 SPORT”の専用ロゴが冠されるほか、インストルメントパネル、ドア、アームレスト、エボニーシートに施されたイエロー・コントラスト・ステッチが映えるインテリアでも、ステアリングホイールやトレッドプレート、そしてシートのヘッドレストにはエンボス加工でのロゴが入るなど、スポーティーさを強調した仕上げが施された。
ボディカラーは、限定の“LANDMARK EDITION”がサントリーニブラック、ユーロンホワイト、フィレンツェレッドの3色展開。“300 SPORT”はその3色にインダスシルバーを加えた4色となり、通常カタロググレード向けを合わせると全12色が用意される。
価格は2リッター4気筒ターボからV6までが揃うガソリンモデルが466万~854万円、AWDも用意されるディーゼルモデルが534万~660万円。限定グレード"LANDMARK EDITION"は633万~686万円。"300 SPORT"は738万円となっている。
Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp
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