トップへ

リバティ・メディア、F1オランダGP復活の場にザントフォールトを選択する可能性が浮上

2018年11月05日 12:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

リバティ・メディアはアッセンではなくザントフールトでのオランダGP復活を推している
オランダのメディアの報道によると、フォーミュラワン・マネジメントはザントフォールトに対し、早ければ2020年にオランダGPをF1カレンダーに復帰させるオファーを行なったという。

 オランダの新聞De Telegraafによると、リバティ・メディアは、オランダにグランプリレースを呼び戻すための実現可能性の検討がオーナーによって行われたアッセンとの契約ではなく、北海沿いの歴史あるザントフォールトを選んだという。

「もし我々が今サインをすれば、オランダは2020年に再度グランプリを開催することになる」とザントフォールトのオーナーであるバーナード・ファン・オラニエ王子は語った。

「マックス・フェルスタッペンの存在もあり、これが無比のチャンスであることを誰もがよく分かっている」

 ザントフォールトでのF1イベント開催については、過去数カ月でその可能性は低くなったと見られていた。2000万ユーロ(約25億7000万円)のフランチャイズ料金に加え、全体では3000万ユーロ(約38億7000万円)のコストが見込まれることから、主催者が契約を渋ったためだ。

 リバティ・メディアは、F1に関わる密接な歴史のあるコースであることから、アッセンよりもザントフォールトを選んだようだ。

 ザントフォールトで初めてF1レースが開催されたのは1952年で、最後に開催されたのは1985年のことだ。そのレースではマクラーレンのニキ・ラウダが優勝している。