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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第18戦マレーシアGP 決勝レポート

2018年11月05日 11:01  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)
鳥羽がマレーシアGPで12位
アティラプワパは14位

Rd.18 マレーシアGP/セパン・サーキット
2018年11月4日(日)
コンディション: ドライ
気温: 31℃ 路面: 41℃

 2018年第18戦マレーシアGPのMoto3クラス決勝レースで、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は12位でゴール。チームメートのナカリン・アティラプワパは14位でチェッカーフラッグを受け、両選手揃ってチャンピオンシップポイントを獲得しました。

 午前10時(日本時間午前11時)に始まった全17周の決勝レースを、鳥羽は7列目19番グリッドからスタートしました。レース序盤はペースを上げることに苦労をしていましたが、やがて先頭集団と同じラップタイムを刻みながら着実に順位を上げ、ゴールラインを通過しました。

 アティラプワパは8列目23番グリッドからのスタートでした。1周目に10台を一気に抜き去って先頭集団に追いつき、最終ラップまで手に汗握る激しいバトルを繰り広げました。

 2018年の最終戦、第19戦バレンシアGPはリカルド・トルモ・サーキットで開催。11月16日(金)の午前9時(日本時間午後5時)にMoto3クラスのFP1がスタートします。

鳥羽海渡(12位 / 38'39.900 / +5.101)
「序盤3周は、ウエットパッチが残っていたために慎重に走りすぎて、順位を落としてしまいました。その後、フィーリングを掴んでグループに追いついてからは、いいペースで走ることができました。今回のレースウイークはセッションごとにしっかりと積み上げることができたので、決勝でも追い上げのレースができました。最終戦のバレンシアでは、コンディション変化にもうまく対応できるようにがんばります」

ナカリン・アティラプワパ(14位 / 38'41.862 / +7.063)
「微妙な路面コンディションには自信があったので、序盤から勝負に出て、トップグループに追いつくことができました。10周を経過した頃から路面が乾いてきて、皆がどんどん攻め始めるようになりましたが、あきらめずにがんばってついて行きました。厳しいレースでしたが、最後まで皆と戦い抜くことができました。今日はとても楽しみながらバトルができました。また、タイヤやライバルたちにうまく対応しながら、自分自身もコントロールすることの大切さを今日のレースから学びました。今日はとても実りの多いレースになりました」

青山博一 チーム監督
「2人とも、すごくいいレースをしてくれました。ナカリンは、グリッドが後方だったので、レース前半の追い上げを狙ったセットアップでした。そのため、レース中盤から後半はやや苦労することになりましたが、それでも最後まであきらめずに14位でゴールしてくれました。海渡は最初こそペースが上がりませんでしたが、中盤からしっかりと追い上げてくれました。あれだけのペースで走ることができたので、序盤にもっと上のポジションにいれば、さらに上位を争えていたと思います。それが少し惜しいですが、それでも、とてもよくがんばってくれたと思います」