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MotoGP:ホルヘ・ロレンソ、マレーシアGPも欠場。FP3からピロが代役出場に

2018年11月03日 11:51  AUTOSPORT web

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ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)
11月3日、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、ケガの状態が芳しくないことから第18戦マレーシアGPを欠場すると決断。フリー走行3回目(FP3)以降のセッションはテストライダーのミケーレ・ピロが代役で出場するとドゥカティ・モーターの公式SNSが発表した。

 ロレンソは第14戦アラゴンGP決勝の開始直後に1コーナーでハイサイドを起こし右足親指の脱臼と、第2中足骨の複雑骨折を負った。

 第15戦タイGPはケガが完治していない状態で出場し、FP2でハイサイド転倒を喫した。右足を負傷しているロレンソは新たに右足首を負傷し左手首の橈骨にびびが入っていることが判明した。

 第16戦日本GPはFP1のアウトラップの1周だけ走行を行ったが、バイク操作が厳しいことから、走行後に欠場。その後の10月23日に左手首の靭帯を手術し、第17戦オーストラリアGPはアルバロ・バウティスタを代役に立て欠場した。

 今大会のマレーシアGPは、木曜日のメディカルチェックをパスし初日セッションに出場したが、両セッションともに最後尾の24番手タイム。2日目以降の出走は左手首の状態が良くないことからキャンセルすることとなり、4戦連続の欠場が決まった。

 ロレンソはマレーシアGP初日終了後に「もてぎ(日本GP)の時よりも良くなっているが、ブレーキングとコーナリングはまだ痛みを感じる。戦闘力はない。今晩いくつか療法を行い、明日の朝に最終決定を出す」とコメントしていた。

 また、ロレンソの代役としてFP3からドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピロが出場することも発表された。