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ジョン・ボン・ジョヴィがキム・カーダシアンを痛烈批判

2018年11月02日 18:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョン・ボン・ジョヴィ、キムの出ているリアリティ番組は「絶対に見ない」
カーダシアン家を一躍全米一のセレブファミリーとして有名にしたキム・カーダシアン(38)。このほどそのキムに対してロックバンド「ボン・ジョヴィ」のボーカル、ジョン・ボン・ジョヴィ(56)が痛烈に批判。カーダシアン家の番組を「絶対見ない」と言い放った。

カーダシアン家といえば現在、全米で最も注目されるセレブ一家だ。有名になったきっかけは、それまでは「パリス・ヒルトンの友人」として知られていたキム・カーダシアンと元恋人レイ・ジェイとの淫らなテープが流出したことにある。

その年に家族で『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』をスタートし、10年以上経った今も続く大ヒットリアリティ番組となった。カーダシアン家は全員が有名になり、毎年大きな騒動が続いているほか、娘たちが続々と出産し家族がどんどん増えているため、勢いは留まるどころかさらに増している。番組がスタートした当初は幼かったケンダル・ジェンナー(22)は現在トップモデルで、末っ子カイリー・ジェンナー(21)に至ってはコスメブランド「カイリー・コスメティックス」で大成功し、21歳にして億万長者間近という大成功を収めている。家族の成功はキムのテープ流出問題がなければ、有り得なかったかもしれない。

そんなキム・カーダシアンに対して、ロック界の超大物ジョン・ボン・ジョヴィがこのほどオーストラリアの『The Sunday Project』で正直な思いを語った。

「僕の人生のたとえ60秒ですらカーダシアン家を見ることには使わないね。」
「あの人たちの名前も知らない。そんな番組を60秒も見ないよ。僕の好みじゃないね。」
「(キム・カーダシアンが)自伝に何を書くというのか? 『私はポルノを作ってそれで有名になりました』とでも書くつもり? 僕は勘弁だね。」
「本を書いたり、ペイントをしたり、演技をしたり、勉強したり、歌ったり、脚本を書いたりしなよ。名声ってのは良い曲を書くことの副産物なんだ。」

キムは2012年にオプラ・ウィンフリーの『Oprah’s Next Chapter』で、「私は確かにそうやって(ビデオ流出問題で)世界に紹介されることになったわ」「ネガティブな方法だった。だから、本当の私をみんなに見てもらうために10倍も頑張らなくてはいけなかったって感じるの」と話していた。

「ボン・ジョヴィ」のように80年代に人気となり、ここまでキャリアを積んできた者にとっては、キムのような方法で名声や富を掴むことが理解できなくても無理はない。YouTubeやインスタグラムなど、今ではさらにさまざまな方法で有名となる人が増えており、キム・カーダシアンもまさにその典型的なひとりと言えるだろう。

ジョン・ボン・ジョヴィの言う通り、女優や歌手としてもキャリアのないキム・カーダシアンが名声という副産物を得ていることは、真のセレブリティと呼ぶに値しないのかもしれない。だが同時に、キム・カーダシアンがコスメや香水など様々な事業を成功させ、実業家として見事成功を収めているのもこれまた事実なのである。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)