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12月2日開催のニスモフェスティバルでニッサンのフォーミュラEマシンが国内初のデモランを披露

2018年11月02日 14:51  AUTOSPORT web

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ニッサンが2018/19年のABBフォーミュラE選手権に投入する“Gen2”フォーミュラE
12月2日(日)に富士スピードウェイで開催される『NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2018 Supported by MOTUL』で2018/19年のABBフォーミュラE選手権を戦うニッサンのフォーミュラEマシンが日本で初めてのデモンストレーションランを行う。

 ニッサン/日産自動車は12月15日にサウジアラビアで開幕する第5シーズンのフォーミュラEに日系自動車メーカーとして初参戦。アグレッシブなスタイリングが特徴の第2世代フォーミュラEシャシー、“Gen2”フォーミュラEマシンでライバルと渡り合う。

 そんなシリーズ開幕戦直前のニスモフェスティバルに、ニッサンのフォーミュラEマシンが登場してデモランを行うことになった。ニッサンのフォーミュラEマシンが走行するのはもちろん、“Gen2”のフォーミュラEマシンが日本で走行するのは、これが初めてのことだ。

 デモンストレーションランでどのドライバーがステアリングを握るかは明かされていないが、日本ではフォーミュラEシリーズ戦は開催されないこともあり、貴重な走行シーンとなることは間違いない。

 日産自動車でNSIMOロードカー事業を統括する片桐隆夫NISMO社長は「フォーミュラEのレースは日本では開催されていませんが、ニスモフェスティバルでその走りを日本のファンの皆様にお見せすることが出来てうれしく思います」とコメントを寄せている。

「『ニッサン インテリジェント モビリティ』の技術は、お客さまにワクワクと利便性を提供します。そして、日産/ニスモのエンジニアやドライバーはレース活動を通じて、その魅力をさらに高めることに取り組んでいます」

「今回のニスモフェスティバルはその取り組みをモータースポーツファンの皆様にご覧いただける素晴らしい機会となるでしょう」

 年末恒例のイベントとなっているニスモフェスティバルは今年で21回めの開催。ニッサンにとって2018年は1958年のオーストラリアラリーでのクラス優勝から始まるグローバルモータースポーツ活動60周年という節目だ。



 これを記念して、当日は1950年代から80年代に活躍したラリーカーや90年代のプロトタイプカー、最新のGTマシン、そしてフォーミュラEまで、国内外で活躍した車が50台以上集結するほか、往年のドライバー、現役トップドライバーも一堂に会する。

 また今年は「これまで以上にお客さまと車両との距離を縮め、ドライバーとの触れ合いの機会を増やしています」といい、よりドライバーやマシンを間近に体験できる1日となりそうだ。

 入場券は前売り2000円で各プレイガイドで販売中。またチケットぴあではオリジナルミニタオルが付くペア入場券や、ホスピタリティルームパスが販売中だ。

 そのほかグリッドウォークやサーキットサファリなどへの参加券は11月20日(火)より販売されるので、参加を予定している方はチェックをお忘れなく。

 ニスモフェスティバル2018の詳細は公式ホームページまで。