トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、2018年残りの2戦は、パワーユニット(PU/エンジン)の交換をすることなく戦える見込みであると語った。
ホンダは戦略的な理由などでここ数戦、ガスリーとブレンドン・ハートレーのパワーユニットをしばしば交換している。それによりガスリーは、グリッド降格ペナルティを受け、後方から戦うレースが続いている。いずれもエレメント交換によるペナルティを科され、ガスリーはロシアでは17番グリッド、アメリカでは19番グリッド、メキシコでは20番グリッドからのスタートを強いられた。
しかしガスリーは残りのブラジルとアブダビでは、予選を戦った上で、自身が獲得したポジションからレースをスタートできるものと考えている。
「メキシコが最後の交換になると思う。このままシーズン最後までいけるだろう。不運なことが起きないといいね」とガスリーが述べたとRacefansが伝えた。
「最後までいけるよう、今回新しいエンジンを導入した。残り2戦で2基、ストックがある」
「だから今後の2戦は予選結果のポジションからスタートできるはずだ。メキシコの週末よりもいいパフォーマンスを発揮できるだろうから、すごく前向きな気分だよ」
ガスリーはメキシコGPで最後尾スタートから決勝10位を獲得、1ポイントを稼いだ。