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ルイ・ヴィトン「ファッション・アイ」シリーズに篠山紀信が参加

2018年11月01日 14:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「ルイ・ヴィトン」新宿店の内観 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が展開する書籍コレクション「ファッション・アイ」に、篠山紀信が手掛けた「シルクロード」が新たなラインナップとして加わった。発売を記念してルイ・ヴィトン新宿店と六本木ヒルズ店では一部の収録作品を11月20日まで展示している。

 「ファッション・アイ」は"旅"をテーマに、ファッションフォトグラファーが独自の視点で国や都市、地域の魅力を撮影し、一冊にまとめた書籍シリーズ。毎年5冊ずつ、これまでに10作品が登場しており、日本人フォトグラファーの参加は今回が初めて。今年新たに加わったのはクエンティン・デ・ブリエの「バリ」、ポール・ルーストーの「ジュネーブ」、オリビエーロ・トスカーニの「クレット・ディ・ブッリ」、ハーリー・ウィアーの「イラン」、そして篠山紀信の「シルクロード」の5タイトル。 「シルクロード」は篠山が奈良から西洋までの旅路で撮影し、80年代初期に出版された全8巻で構成された写真集。シルクロードに沿った旅の中で出会った人や食べ物、遺跡や儀式、市場の様子など現地の日常の風景を切り取っている。その作品群の中から今回、パトリック・レミーがセレクトした約140作品を収録しており、304ページの見応えがある一冊に仕上げた。新宿店では「Women of Silk Road」をテーマに赤が基調の作品を、六本木ヒルズ店では「Blue of Silk Road」をテーマに青が基調の作品をそれぞれ展示している。店内にはこれまでに出版された書籍と新作がラインナップし、価格は税別各5,700円。11月2日から直営店と公式ECサイトで販売する。