ピレリは、11月9~11日に開催される2018年F1第20戦ブラジルGPで、各チームが使用するタイヤセットを発表した。
ブラジル・サンパウロ市に位置するアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェは、1周4.309km。2018年F1開催コースのなかでは、レッドブルリンクに次ぐ短いサーキットで、高速区間と低速区間が混在する起伏に富んだコースだ。
2017年のレースでは路面温度が50度を超える厳しいコンディションのなか、セバスチャン・ベッテルがスーパーソフト-ソフトとつなぐ1ストップ作戦で勝利を飾っている。
そんなブラジルGPに持ち込まれるタイヤは、ホワイト・ミディアム、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフトの3種類。各チームはレースの週末で使える13セットのうち、10セットを自由に選択することができる。
メルセデス、レッドブル、ウイリアムズ、ハース、ザウバーの5チームと、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがスーパーソフトを最多の9セットをチョイスした。
一方マクラーレンは、スーパーソフトを最少の7セットチョイス。フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンともに、ソフトを4セット、ミディアムを2セット選択している。
トロロッソ・ホンダはスーパーソフトを8セット選択。ピエール・ガスリーはソフト3セット、ミディアム2セット、ブレンドン・ハートレーはソフト4セット、ミディアム1セットをそれぞれチョイスした。