MotoGP第18戦マレーシアGPを前に、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソが意気込みを語った。
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGPクラスランキング2位)
前戦オーストラリアGPでは3位に入賞したドヴィツィオーゾ。セパンは2016年、2017年と連勝を飾っているコース。ドゥカティにも合っており、今年も優勝候補の最右翼だ。
ランキング2位を争うバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とのポイント差を15ポイントとし、得意のセパンでランキング2位を確かなものとしたい。
「マレーシアGPは勝つことが目標で、セパンでは競争力があると確信している」
「チャンピオンシップ2位争いはおもしろくなってきた。ロッシとはそれほど差はないものの、オーストラリアではポイント差を広げることができた。セパンはロッシにとってもいい結果を残してきたコースだから、集中しなければならない」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング9位)
タイGPでの転倒により左手首を負傷、レースを欠場し、日本GPに出場したものの痛みがひどく欠場。スペインに戻って手術を受け、結局、タイ、日本、オーストラリアの3戦を欠場することになったロレンソ。このため、ランキング9位まで後退してしまった。
セパンのMotoGPでは優勝経験こそないものの、2012年以降、7年連続で表彰台を獲得。ドゥカティ1年目の昨年も2位に入賞している。
「左手首のじん帯を手術してからわずか8日だが、少しずつよくなっている。手術してから間がないので、マシンに乗って手首がどうなのか、痛みがあるのかは分からない」
「木曜日にメディカルチェックを受け、100%の状態ではないにしろ、出場できることを願っている。ここ数日間はトレーニングできなかったし、セパンはフィジカル的に非常に厳しいコースなので、復帰するには理想的なコースとは言えない」