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草なぎ剛「事務所で一番下で、こき使われていた頃……」 香取慎吾、稲垣吾郎との出会いを語る

2018年11月01日 09:42  リアルサウンド

リアルサウンド

 草なぎ剛が10月20日、YouTubeチャンネルの登録者80万人の突破を記念し、視聴者からの質問に答える動画の後編をアップした。


(関連:草なぎ剛「吾郎さんがYouTubeやったほうが、登録者が伸びたかもしれない」) 


 最初に取り上げられた質問は、「本気で人にキレたことはありますか?」というもの。草なぎは「よく『剛くんって怒っている姿が想像できない』と言われるんですよ。でも、それは大きな間違いですね」という。実は常にイライラしている、というのだ。


「基本的に僕は怒ってるんですよ。例えば、なんでうまくギターが弾けないんだとか、なんでそこに片したはずのジーンズがないの?とか、常に怒ってるの。むしろずっと怒ってるから、怒ってないように見えるんだと思う」


 決して外に向けられた怒りではないのが草なぎらしいところだが、温厚なイメージの彼が常にイラついているというのは意外でもある。草なぎは「でもそれって、大事なことでもあると思う。そういうものをエネルギーに変えて生きてるっていうか」と、怒りや苛立ちは、存外に重要な感情だと分析していた。


 続く質問は、「トークが滑ってるときも平気っぽく見えます。メンタルが強いんでしょうか? 若いときと比べて、考え方が変わりましたか?」というストレートなもの。これに対して草なぎは、「自分の物差しって、狭いんですよ。そういうことがわかってきた」と、年を重ねて変わってきた感覚を明かす。


「自分では面白いと思って話していることも、視聴者の方にとってはそれほど響いていなかったり。むしろ自分が今日は面白くなかったな、ということが面白いと言われたり。自分の感覚とバッチリ合っていることってなくて、むしろずれているときの方が多いんですよ」


 だから凹んでいる時間がもったいない、と草なぎ。その前提で、「でも、自分の中の物差し、秘めているものは持っていないと続けていけないし、やっていてもつまらないですよね」とも語っていた。


 最後には、「(香取)慎吾ちゃんと(稲垣)吾郎ちゃんとの思い出で、一番強烈に残っているものを教えてください」との質問に答えた草なぎ。いわく、「パッと浮かんだのが、一番最初に会ったとき。僕の方が先に事務所に入っていて、慎吾ちゃんとゴロリンが、二人で一緒に入って来たの」。当時、草なぎは「事務所で一番下」で、「上の人みんなにこき使われていて、早く一番したから脱出したいと思っていた」そうだ。


 待ちに待った弟分が二人同時にできたのが、本当に嬉しかったのだろう。懐かしそうに振り返りながら、「二人はおもちゃを持っているくらい子供で……今じゃ、私が一番下みたいになっているんですけども(笑)」と、しっかりオチをつける草なぎだった。


 動画ではその他、「今一番『言いたくても言えないこと』を口パクで言ってください」との質問も。短く、はっきりした言葉なので、気になる人は動画を見て解読してみよう。


(編集部)