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乃木坂46 白石麻衣、『ぐるナイ』初出演で“食べ石さん”も登場? 表情豊かなキャラクターを振り返る

2018年11月01日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 乃木坂46・白石麻衣が、本日11月1日に放送される『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に初出演。オンエアを前にして、ファンの間では“食べ石さん”の登場に大きな期待が寄せられている。


(関連:乃木坂46 白石麻衣、2018年上半期CM女王に グループの知名度やイメージも牽引する存在感を読む


 食べ石さんとは、白石が満面の笑みで食事を楽しむのが特徴的な、彼女のキャラクターのひとつだ。その誕生のきっかけは、乃木坂46の冠バラエティ番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の前身である『乃木坂って、どこ?』や、彼女が2017年2月に発売した2nd写真集『パスポート』公式Twitterにまで遡る。食べ石さん以前にも、白石はメンバーらとの関わりを通じて意外な一面を発掘されてきた。そのひとつとして、『乃木坂って、どこ?』より誕生した、メンバーに対して“キレ芸”をぶつける“黒石さん”がある。


 黒石さんは、白石の名字を文字ったもの。彼女の“裏の顔”は、メンバーの秋元真夏が清純を装った発言がきっかけとなって誕生した。白石が眉間にシワを寄せ、大きく瞳孔を開くなど、アイドルらしからぬ面持ちを覗かせたことで、映像テロップを通じて「黒石さん」と命名。また『乃木坂工事中』のあるオンエア回では、秋元を強く説教する場面も見られるなど、視聴者には強いインパクトを与えた。そんな“黒石さん”が現れた際、メンバーや番組MCを務めるバナナマンは総出で対応。「白石さん、カメラ回ってますよ」など、あくまで収録中であることを呼びかけ、彼女が再びいつも通りの笑顔を取り戻すに至るまで、一連の流れが今や番組恒例のネタとなっている。


 そんな黒石さんから派生したキャラクターが食べ石さんだ。その発端は、先述した写真集の公式Twitterにある。同作撮影時のオフショットとともに、「#食べ石さん」と投稿。撮影時にタコスの到着を待ちきれず、ナチョスでお腹をつなぐ可愛らしさや、思わず声に出したくなる語呂の良さなどが呼び水となり、白石のお茶目な一面に花を添える結果となった(参考:白石麻衣 写真集『パスポート』公式Twitter)。


 その後、食べ石さんの動向は、白石が出演した昨年2月オンエアの『王様のブランチ』(TBS系)や、今年7月の『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)においても取り上げられ、大きな話題となった。また、今年10月の『乃木坂工事中』では、自身のミスに対して今までにないリアクションを見せたとして、新たに“謝罪石さん”も誕生(参考:乃木坂46 白石麻衣の新キャラは“謝罪石さん”? バナナマン設楽「ちょっと待って、何その言い方」)。黒石さんや食べ石さんのみならず、新たなキャラクターはことあるごとに生まれ続けている。


 今年4月にリリースした20thシングルの表題曲「シンクロニシティ」では、14作ぶりの単独センターを飾ったほか、同年の上半期にはCM女王に輝いた白石。彼女のことを深く知らない視聴者には、何事もそつなくこなす印象があるかもしれない。しかし、バナナマン・設楽統が『乃木坂って、どこ?』にて先駆けて見抜いたように、その素顔は茶目っ気たっぷり。彼女がひょうきんな一面を備えているのは、ファンの間ではもはや周知の事実だろう。


 そして何より白石の魅力は、喜怒哀楽を包み隠さず表現できること。グループのメンバーはもちろん、番組共演者に対しても自然体で接し、食事を楽しむ際には満面の笑みで喜ぶ様子には、おそらく誰もが好印象を持つはずだ。食べ石さんもそんな彼女の魅力を示したキャラクターの一つだからこそ、長きにわたり好評を得ているのかもしれない。


 彼女のキャラクターはこれまで、SNSや番組内の一幕など、何気ないきっかけから発見されてきた。彼女自身と同じく、黒石さんや食べ石さんも多くのファンに愛される存在となっている。今夜の放送では、白石麻衣と食べ石さんの魅力が、より多くの視聴者まで伝わることに期待したい。(青木皓太)