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アップルがオペラハウスでイベント開催、アートな世界観を演出

2018年10月31日 13:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

BAM Howard Gilman Opera House外観 Image by: FASHIONSNAP.COM
アップル(Apple)が米現地時間10月30日、ブルックリンのオペラハウス「BAM Howard Gilman Opera House」でスペシャルイベントを開催した。日本からは報道関係者のほかイラストレーターや漫画家などのクリエイターが招待され、新型の「MacBook Air」や「iPad Pro」といった新製品が発表された。

 今回のイベントに際しアップルは、参加者にひとりずつ異なるデザインを採用した招待状を送付したほか、会場の外観に色鮮やかなロゴデザインを用いるなどアーティスティックな世界観を演出。イベントではティム・クック(Tim Cook)CEOがiPadの販売台数が4億台を突破したことに触れた。
 iPad Proはボディを小型化しオールスクリーン仕様に仕上げ、既存のモデルと比べて四隅がやや角ばったデザインに刷新。ドック部分は従来のLightningコネクタからUSB-Cコネクタに変更したことで5Kの外部ディスプレイへの接続も可能となった。Apple Pencilは磁気で本体に装着することでペアリングやワイヤレス充電ができるよう利便性を向上。2019年にはiPad Pro用の「Adobe Photoshop CC」をローンチするなどプロユーザー向けの機能やサービスを充実させた。
 このほか、イベントの最後には歌手のラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)が登場し、新曲を披露した。また、会場に隣接する直営店「Apple Downtown Brooklyn」では入り口のAppleロゴがカラフルなデザインに変更。店内ではApple Storeや新社屋「Apple Park」の設計を手掛ける建築デザイン事務所フォスター+パートナーズ(Foster+Partner)のデザイナーによるライブアートセッションをはじめ、元Capital CitiesメンバーのSpencer Ludwigによるトランペットのセッションなど終日様々なアート関連の特別イベントが開催され、賑わいをみせた。

■Apple:公式サイト
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