トヨタ、新型『スープラ』を2019年1月のデトロイトショーで世界初公開へ

10月31日、トヨタは2019年上半期に販売開始予定の新型『スープラ』を2019年1月14～27日までアメリカ・デトロイトで開催される北米国際自動車ショー（デトロイトモーターショー）で世界初披露すると発表した。

　トヨタのフラッグシップスポーツカーとしてロードカーだけでなく、JGTC全日本GT選手権やスーパーGTなどのレーシングマシンのベースモデルとしても親しまれたスープラ。

　2002年の生産終了後、多くのファンがその復活を待ち望むなかでトヨタは2018年3月、スイスで行われたジュネーブモーターショーで、レーシングコンセプトモデル『GRスープラ・レーシング・コンセプト』を発表した。

　その後トヨタは、同年7月にイギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで試作車の走行を初披露し、10月にはドイツのニュルブルクリンクを舞台に争われるVLNニュルブルクリンク耐久シリーズ第9戦にスポット参戦して見事完走を果たすなど、欧州を中心に生まれ変わった旗艦クーペの姿を多くのファンに届けている。

　そんな新型スープラは2019年前半にグローバル販売が開始される予定となっており、これに先立って年明け直後のデトロイトショーでその完成モデルがワールドプレミアされることとなる。