11月2~4日、JRC全日本ラリー選手権第10戦『新城ラリー2018』が愛知県新城市周辺で開催されるが、同大会中、WRC世界ラリー選手権に参戦しているトヨタ・ヤリスWRCのデモンストレーションランが実施される。
2018年シーズン最終戦の舞台となる新城ラリーは、国内屈指の人気ラリーイベントとして地域に浸透。昨年は5万人以上の観衆を集めたビッグイベントだ。今季の大会は2020年のWRC日本ラウンド開催に向けたキャンディデート(=立候補イベント)として行われる。
そんな新城ラリーの観戦ポイントはメイン会場となる県営新城総合公園と、サテライト会場の鬼久保ふれあい広場の2カ所に設けられ、メイン会場ではSS4、SS8、SS12が行われるほか、各クラスのポディウム獲得者を称えるセレモニアルフィニッシュを観覧することが可能だ。
また、SSの合間には全日本ダートトライアル選手権のトップドライバーによるデモンストレーションランも行われる。
WRCに参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTのトヨタ・ヤリスWRCのデモランは、3日(土)14時45分と4日(日)15時30分の計2回に分けて同会場で実施される予定。マシンをドライブするのは2017年シーズンまでトヨタのレギュラードライバーを務めていたユホ・ハンニネンだ。
ヤリスWRCはデモランのほか車両展示とエンジン始動パフォーマンスも行われる予定となっており、エンジン始動パフォーマンスは3日と4日、各日計4回実施されるという。
この他TOYOTA GAZOO Racingでは欧州限定発売のGRMNヤリスの走行も実施予定だ。全日本ラリー選手権最終戦新城ラリー2018のスケジュール、アクセス方法などは公式ホームページ(http://www.shinshiro-rally.jp/)をチェックしてほしい。