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転職先で活躍できないミドルの特徴 「前の会社と比較して悪口」「実績をひけらかす」「仕事のやり方を持ち込む」

2018年10月31日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エン・ジャパンは10月29日、「転職先で活躍できるミドルと活躍できないミドル」に関する調査結果を発表した。調査は今年10月に実施。同社運営の「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタント103人から回答を得た。

活躍できるミドルは「社内でのコミュニケーション重視」「素直に教えを乞う」

「転職先で活躍できるミドルと活躍できないミドルはどちらが多いか」を聞くと、「活躍できるミドルが多い」が18%、「どちらかといえば活躍できるミドルが多い」が44%で、合わせて62%が活躍できるミドルが多いと答えた。

「転職先で活躍できるミドルが行なっていることは何か」については、1位「社内でのコミュニケーションを重視する」(67%)、2位「わからないことを素直に認めて教えを乞う」(49%)、3位「転職先企業の企業文化理解に努める」(48%)だった。転職先企業や周囲に馴染むことが、活躍するためには必須のようだ。

「転職先で活躍できないミドルが行なってしまうこと」を聞くと、最も多かったのは「前職の会社と転職先企業を比較して、悪く言ってしまう」(71%)、2番目は「これまでの経験や実績をひけらかす」(55%)、3番目は「前職の仕事のやり方を持ち込む」(40%)だった。前職や過去の経験を引きずってしまう人は転職先で活躍できないことがうかがえる。

ミドルが転職先で活躍するための秘訣として、転職コンサルタントからは、

「今までの成功体験をリセットできるかどうかがポイントです。まずは大きな成果を求めずに、着実に小さな成果を短期で出せるようにし、信頼を積み重ねていきましょう」
「会社が違えば、多少のカルチャーの違いは存在するはずなので、想定外を想定して入社することをオススメします」
「自身の成功体験をベースにした方法だけでなく、転職先の環境や業界、文化などを理解した上で新たに自身のビジネス成功手法を導き出すなど、柔軟な考え方を持つこと」
「まずは、焦らず入社先の社風や仕事のやり方を理解し、人間関係を構築していったほうがいい」

というアドバイスが寄せられた。